第96回 「引継ぎ」で成果は変わる
いい加減な「引継ぎ」で
被害を受けたことありませんか?
4月と言えば「移動」の季節。
日報ステーションと
お付き合いのある会社をお邪魔しました。
先方の担当者が
別の支店に「移動」になったので
新しい担当者との打ち合わせがメイン。
今回は、幸い別件で
連絡する必要があったので
担当者の「移動」に気付き
「引継ぎ」の段取りをする
時間を持つことができました。
もし、連絡をせず
「引継ぎ」がきちんと出来ていなければ
また最初から「打ち合わせ」を行なう必要が出てきて
営業活動の支障になっていたかも。
できるなら、
こんな事態は避けたいですよね。
営業で成約率を高めるには
「トーク」と「ツール」と「リスト」。
これを日報ステーションでは
提唱しているワケですが
既存客への営業の「大前提」は
これまでのコミュニケーション履歴を
相手が把握していること。
ですから
営業の効率、生産性を落とさないために
年度末など「移動」が予想される時期は
事前・事後のアプローチをしておけば
相手も引き継いでくれやすくなるでしょう。
また、何らかの理由で
自分が「移動」となるとき、
あるいは、「退職」などで職場を離れるとき、
きちんと「引継ぎ」が出来なければ
後任の人にも、会社にも迷惑をかけてしまい、
ひいては自分の評判を落とすことにも。
ほかにも「引継ぎ」としては
「リオ・オリンピック」の閉会式で
次回開催都市である東京の演出。
「キティちゃん」「ドラえもん」、
「キャプテン翼」、「パックマン」、
極め付きは、安倍総理自身が
「スーパーマリオ」に扮して
土管から颯爽と登場しました。
次回オリンピック開催への期待を
見事に盛り上げた「引継ぎ」として
世界中で称賛されました。
ここまで「引継ぎ」上手なら。
東京オリンピックのチケットの売れ行きは
おそらく凄いことになるのではないでしょうか?
こんな風に
定期的な「イベント」などを行なう場合、
開催ごとに集客が落ちないように、
回を重ねる度に集客を増やしていけるように
「引継ぎ」の重要性は計り知れません。
このように「引継ぎ」には
① ヌケモレなく確実に伝える「引継ぎ」
② 前回の余韻を残しつつ、
次回への期待を発展させる「引継ぎ」
の大きく2つがあるかと思います。
この役割をきちんと意識しながら
「引継ぎ」の計画を立てることが大切。
① のヌケモレなく伝える「引継ぎ」なら
「引継ぎ書」を作成することが効果的でしょう。
② の場合は、「背景」、「文脈」を理解しながら
必然的な「ストーリー」を作っていかなければなりません。
それには「台本」も必要となるでしょう。
でも、この2つの「視点」を意識するだけで
私たちの「引継ぎ」は今までとはまったく違った
効果の高いものになること間違いなしです。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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