第436回 「説得力」を生む源泉
PREPの「E」に注目してみる。
人を説得するには
どんな話し方をすれば効果的なのか?
あるいは、
商品・サービスに
魅力を感じてもらうには
どんな伝え方をすればいいのか?
これはビジネスをやっていて
永遠のテーマではないでしょうか?
これについては
セールストーク、
コピーライティングなど
いろんなアプローチ手法が
世の中にはあると思うんですけど
その中でも
有効な手法の1つが
「PREP法」です。
「PREP法」とは
相手に伝えるトークの流れを
1、Point (主張、結論)
2、Reason (理由、根拠)
3、Example (例、たとえ)
4、Point (まとめ)
とすることで
説得力が生まれる手法です。
以前にこのブログでも
紹介させてもらいました。
しかし、今回は
PREP法で3番目のパート
「Example」についてのお話です。
相手を説得できるかどうか、
お客様に商品・サービスの
魅力を感じてもらえるかどうかは
この「Example」のパートが
握っていると言っても過言ではないからです。
なぜか?
たとえば
こんな風に言ってる人がいたとします。
「俺ってモテるんだぜ~。
だから付き合った方がいいって。」
説得力があるでしょうか?
一応「主張」→「理由」に
対応してはいるものの、
証拠がないですもんね。
でも、ここで
こんな話をされたらどうでしょう。
「この前も駅前のスタバで
あのショートカットの
女性スタッフから連絡先を渡されたし、
ドコモショップのかわいい○○さんに
声かけたらデートに行けたんだよねー」
俄然、
モテ話に信憑性が増して
魅力的な人なのかもと思えてきませんか?
つまり、
「Example」のパートで
どれだけ具体的な「事例」を
相手に「提示」できるかが
私たちの「主張」の説得力を
高めるかが決まってくるというワケ。
PREP法の「E」は
「Example」(例、たとえ)だけでなく
・「Episode」(エピソード、挿話)、
・「Evidence」(証拠、裏づけ)、
などの
「概念」も付け加えた方が
より使い勝手が良くなるでしょう。
とくに
エピソードに代表される
類似性のある「たとえ話」を使えば
相手からすれば
直接的に説得されている
感覚を薄めることができ、
なおかつ
間接的に相手を
説得することが出来るという
優れた効果を発揮してくれるんですね。
これが
アナロジー(類推)の効果です。
また、
商品・サービスの
魅力的な「伝え方」で言えば
エビデンスとなる
「商品データ」、「販売実績」を
きちんと明示することも大切ですが
やっぱり
最強の販促術である
「お客様の声」を集めること。
「お客様の声」が
たくさんあればあるほど
商品・サービスが
魅力的で評価されている
「動かぬ証拠」となって
圧倒的な安心感が生まれますよね。
あなたのビジネスでは
PREPの「E」を
きちんと揃えていますか?
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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