第303回 商品・サービスに「取っ手」をつける
「取っ手」がなければ掴むことができません。
「漫画」や「アニメ」って
登場人物を見分けさせるために
「キャラ付け」を際立たせますよね。
真面目キャラはメガネ、
戦隊モノのリーダーは赤色、
少年漫画の主人公はツンツン頭など。
かなり誇張した表現にしないと
見る「対象」が子供たちなので
見分けがつかずに物語が楽しめません。
見分けがつく為には
まず「違い」があるのが前提条件です。
これは
漫画・アニメだけでなく
ビジネスだって同じです。
先日、開催された
「第52回 限界突破セミナー
『伝わるコピー』で限界突破。」
その中で
日本のトップクリエイターの1人で
優れたコピーライターでもある
講師の小西利行さんが仰っていたのが
「私の仕事はごつごつした
商品・サービスという掴みにくい物体に
『取っ手』をつけてあげること。」
これは
どういうことかと言うと
たとえば、
何の変哲もない
フツーの醤油だと
他にもライバルが多くて
なかなか売れにくいところに
「卵かけご飯」専用の醤油という
新ジャンルを切り開いた
橋本食品(熊本県)の
『玉子ごはん専用昆布醤油』、
島根県「吉田ふるさと村」が
2002年に販売して300万本以上の
ヒット商品となった『おたまはん』のように
商品・サービスに
「新ジャンル」や「業界初」といった
掴みやすい「取っ手」があれば
お客様もしっかり握れるから
持ち上げやすい、ということ。
要するに、ここで言う
商品・サービスの「取っ手」とは
他との「違い」のことではないでしょうか。
「違い」の要件としては
・「想い」
・「こだわり」
・「対象顧客」
・「今だけ」
・「物語」
などなど
他と境界線がハッキリするもの。
あなたの会社の
商品・サービスと他との「違い」を
お客様は見つけられているでしょうか?
あるいは
見つかりやすいように
「取っ手」をつけているでしょうか?
もしそうでないなら
急いで「取っ手」を取り付けましょう。
そう! いますぐにです。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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