第508回 私たちは「何者」か?
自社の「使命」を言語化できていますか!?
こんはんは、
日報コンサルタントの伊藤博紀です。
ちょうど今
私のクライアント様と一緒に
会社の「ミッション」、「バリュー」を
言語化しようと悪戦苦闘しているところなんです。
「ミッション」とは
その会社が果たすべき「使命」であり、
「存在意義」そのもののこと。
「バリュー」とは
その組織の共通の「価値観」ことで
ミッションの実現に大切な考え方のこと。
似たような概念に
「経営理念」があるけれど
周りを見渡してみて
どうも世間の企業の経営理念は、
抽象的なものが多いような気がして
あえて
「ミッション」と「バリュー」という
2つの概念に分けて考えた方が
スッキリするんじゃないかと感じているんです。
どうして私のクライアント様が
「ミッション」と「バリュー」に
今になって悪戦苦闘しているかと言うと、
組織が大きくなり始めると
組織の構成員の向いている方向が
どうしても「バラバラ」になりがちで
そのまま放っておくと
提供するサービスが安定しなかったり
最終的には人が辞めたりしてしまうから。
コンセプトがブレたり
人や店舗によって品質に差が出て
お客様にも迷惑をかけてしまうから。
そうなってくると、
当然、ビジネスは上手くいきません。
そうならないためには
スタッフを束ねるための
共通の目的・目標が必要です。
どう行動すればいいのか
「考え方」「行動規範」が必要です。
実際に、
このクライアント様の会社でも
何年か前に、
幹部スタッフが
2人同時に辞めてしまったんだとか。
社長はこの時に
相当ショックだったみたいで
その後、改革に取り組んだんだそう。
そうして今の
業績好調を迎えているのですが
またスタッフが増えてくると
目が行き届かない部分が出てきて
同じような事態が起こってしまうかもしれない。
そこで、
「ミッション」「バリュー」の登場です。
・私たちは何者か?(そして何者でないのか)
・私たちは何の為にするのか、しないのか?
・私たちはどんな姿勢で取り組むのか?
といった「存在意義」や
「価値観」「行動規範」を自らに問いかけて
自分たちの「立ち位置」を明らかにする。
そうして出てきた
言葉や概念を「言語化」していく。
これは実は
簡単な作業ではありません。
もし経営者が
自分のビジネスについて
きちんと考えてきたことがなければ
何ひとつ
明確な言葉は出てこないでしょう。
そしてまた
第三者の客観的な
フィードバックがなければ
あいまいな言葉になりがちです。
しかし一旦、
「ミッション」「バリュー」が機能すれば
組織のベクトルは揃い、相乗効果が発揮され、
ビジネスは比類なき強さを発揮する。
あなたの会社の
「ミッション」「バリュー」は
きちんと「言語化」されていますか?
また、
時代に合わせてアップデートしていますか?
私たちと一緒に
言語化してみませんか?
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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