第489回 ダイバーシティ。

選択肢の幅を広げる

努力をしていますか?



先日、

防府市に遊びに行って来たんですけど

お昼をどこで食べようかなんて話になり、



新鮮な魚が食べたいので

防府市の「潮騒市場」に

行こうという話になったんです。



地元の市場の

何の変哲もない食堂で

ご飯を食べるというチョイスは



「SNS映え」を気にするミーハーな私では

なかなか選択肢に挙がってこないスポット。



近くの「牡蠣小屋」は

ときどき行くんですけどね。



しかし、

実際に行ってみると

すぐそばが海なので

潮の香りで雰囲気高まるし



何より

新鮮な魚介を割安価格で

提供してもらえる食堂でした。



若いお客は

あまりいなかったけれど



皆さん、

コスパがいいのを

よく知っていらっしゃる。



開店の前後では

入り口におじさん、おばさんの

行列ができていました。



こんな風に

いつもと違った経験ができるなら

たまには人の提案に乗っかってみるのも

悪くないなと思ったのでした。



これは

私たちの組織でも同じです。



とくに

ビジネスは不確実性の

カタマリのようなものなので



どんなに優れた経営者だって

一度もミスを起こさないで

経営をするなんて無理というもの。



さらに、

通常、私たちのモノの見方は

バイアス(偏見)がかかっていて



「因果関係」を取り違えて

間違った選択をよくするものだから。



しかし、

意思決定論の研究から、



組織の多様なメンバーで

建設的な議論をすることができれば

バイアスは軽減されることが分かっています。



これこそ

いまの激動の時代に

「ダイバーシティ」(多様性)が

大切だと言われる所以です。



もしかしたら

あなたの選択は

正しくないかもしれない。



しかも、

間違った選択をすれば

機会損失したり、損害が出る。



経営者であれば

そんなリスクは

なるべく軽減したいもの。



だったら

組織の多様性、

つまり、選択肢の幅を広げる

努力をする必要がありますよね。



本来、

その努力の場が

「経営会議」であるはずです。



なのに

そんな場(経営会議)を

設けないなんてなんと勿体ない。



組織の拡大は

人手を確保するためだけのものじゃなく

ビジネスが多様な価値観を取り入れて

社会に受け入れられるのに必要な段階です。



ですから

組織を拡大するつもりがないビジネスは

「成長」を放棄していると宣言しているようなもの。



選択肢の幅を広げる、

組織の拡大を図って多様な価値観を取り入れる。

それが広く社会に受け入れられる素地になる。



多様な価値観を取り入れて

ビジネスの拡大を目指してみませんか?



………………………………………………………………………

日報コンサルタント 伊藤博紀

※「応援日報」サービスのお問合せは

(株)日報ステーション TEL 083-976-4124 まで

ホームページ: http://nippo-st.com/

メルマガ  :「なかづか日報 一日一語」

↓↓↓登録は下記より↓↓↓

        http://nippo-st.com/magazine01.html

………………………………………………………………………

1分で読める!小さな会社の販促の極意 日報コンサルタント 伊藤博紀の販促ブログ

「自分らしさを独自の強みに変えればビジネスは変わる!」 社員5名以下の会社の売上を伸ばす専門コンサルタント。 山口市、宇部市など山口県内を中心に飲食店、理美容室、士業、花屋、営業会社など多種多様な業種のクライアントの売上を改善させている。 ちょっとしたビジネスのコツ、販促のやり方など実際の事例を中心にお役立ち情報を発信中。