第473回 異性の「視点」を取り入れる
「女心と秋の空」なんて言ってられない。
私たちの
もっとも近くにいて
もっとも意味不明な生き物。
それが「異性」でしょう。
男性からすれば
多くの女性が空腹なだけで
朝からイライラしていたり、
電話しながら
同時に他のことができることに
理不尽を感じたりするワケですが
同じように
女性からすれば
男性の
気の利かなさや
他の女性に目移りしがちな所が
本当に理解できないでしょうから
これはもう
最初からまったく別の
生き物として考えることができれば
人間社会の
「生産性」も「相互理解」も
随分と向上するのではないでしょうか。
そうは言っても
相手が自分と同じように考えていると
つい判断しがちなのがそもそもの間違い。
そうならないように
異性の視点をなるべく
取り入れなければなりません。
ビジネスも同じです。
たとえば
私がコンビニの本部社員だった頃
お客様の中心は30代男性でした。
そこから
女性の社会進出が
ますます活発になった影響で
女性の利用割合が一気に増え、
コンビニで取り扱う商品が
女性目線を意識したものに変わっていきました。
私の印象では、
それまでワンパターンだった
コンビニ弁当が種類豊富で
なお且つ、センス良く生まれ変わったのは
コンビニ来店客の女性割合が
増えたのが影響しているのは明らか。
それでは
女性ならではの視点・傾向として
一体どんなものがあるのでしょうか。
あくまで
傾向に過ぎませんが
(カッコ内は男性)
・直観的(⇔論理的)
・共感志向(⇔競争志向)
・上書き保存(⇔フォルダ保存)
さらに、
マーケティング的には
・衝動買い
・機能よりイメージ
・カラーバリエーション
なんて言われていますよね。
このように
異性である女性視点はもちろん
他にも
欧米の視点、
シニアの視点、
ベジタリアンの視点、
性的マイノリティの視点など
さまざまな
視点を意識することで
商品開発が効果的になったり、
マーケティングにも幅が出ますよね。
自分の中に
主観的な視点だけでなく
自分と違う様々な視点を取り入れる。
自分の成長のためにも
意識しておきたい考え方ですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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