第471回 「微差」に気づくがビジネスの華。

「ものさし」で測るように
ビジネスの「違い」を分析する。



最近、

新しく担当することになった

施術系ビジネスのクライアント様。



ちょうど今、

会社の「バリュー」、

「ミッション」、「ビジョン」を見直し、

「再定義」している最中なのですが



その会社の

「こだわり」や

「ビジネスモデル」を

詳しく聞けば聞くほど



自分たちのビジネスを

徹底的に考えていらっしゃって



私なんて感心しきりで

「あっぱれ」と称賛を送りたいくらい。



具体例を

お伝えしたいのですが



まさに

戦略のキモの部分なので

競争戦略上、控えせて頂くしかありません。



それにしても

さすが山口県内で

複数店舗を展開する

経営者の方だけあります。



その方を凄いなと思うのが

「微差」に気付く能力でしょうか。



施術全体の流れ、

どの部分が価値を持つか、

自分達らしさはどこか?など



自分の頭で

徹底的に考えているから

ビジネスにきちんと

1本「軸」が通っている。



要するに

戦略の「スジ」がいいワケです。



本を読んで

最新の戦略を学ぶのも大切ですが

自分の頭で徹底的に考えることで

戦略が「板について」いる。



つまり、

「そもそも何のために?」があるから

「目的」と「手段」の関係に無理がなく、

強い因果関係でビジネスが構築できている。



それを可能にしているのが

先ほども言った「微差」に気付ける能力。



では、

どうしたら

「微差」に気付けるようになるのか?



この経営者の場合は、

若い頃に東京で修行したり

山口に戻って来て他店で勉強したり



いくつか

同業種を経験したことで

「違い」に気付けるようになりました。



要するに

たくさん「比較」してみることが

物事の「微差」に気付けるようになる

一番の近道だということでしょうか。



飲食店なら「食べ歩き」、

施術系なら実際に体験してみる。



そうして

「微差」に気付けるようになってから

それをもとにビジネスの戦略を組んでいく。



もっと言えば

「微差」に気付けるようにならないと

ビジネスの価値やお客様の満足度を

再定義して高めることなんてできません。



1つの例として、


スカンジナビア航空が

顧客満足度を高めるために

「真実の瞬間」と言われる

15秒を重視しているのは有名な話ですよね。



経営者が

「微差」に気付けること。

多様な「視点」を持っていること。



経営者が見付けた

その「微差」や「視点」を

スタッフにも理解してもらって

組織全体の戦略として実行すること。



これこそが

強いビジネスモデルの「キモ」でしょう。



大手のビジネスは

「経営理念」や「マニュアル」で

それを組織に落とし込もうとしている。



要するに、

だからこそ経営者は

学び続けて「視点」を増やす

努力をしなければならないということ。



その「学び」のサポートや

客観的な「視点」を提供するのが

私たち日報ステーションの役割でもあります。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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