第467回 もっとも「費用対効果」の良い上達法。

探していたものは
ずっと強く握りしめていた手のひらの中にあった。



昔、担当していたことのある

特殊な業種のコンサルティングを

いま久し振りに担当しているのですが



改めて

その業界の「専門書」を読んでみて

当時の私では気付けなかったことが

本当にたくさんあることに驚いています。



書いてある内容は

まったく同じことのはずなのに



受け取る自分の

成長度合い、成熟度合いによって

そこから受け取る「意味」が

まったく違うものになる不思議。



そうなる理由は、

主体者である自分の状況が変われば

「文脈」がまったく変わってしまうから。



たとえば

「利益」という言葉を



「売上-原価」と定義するか

「売上-原価-販管費」とするかで

その性格が変わってしまうように



私の定義と

あなたの定義は

まったく違う「意味」かもしれない。



そう考えると

言葉の定義、文脈、

その他もろもろの意味は

人、状況によって大きく変わる。



武道や芸術、

スポーツなんかの分野だと

「基本に戻る」ことの重要性が

よく指摘されていますけど



ビジネスでも当然

「基本に戻る」のは大切。



昔は、

基本に忠実に

「接客」したり、「販促」したり、

「マネジメント」したりしていたのに



慣れてきたり

少し上手になったり

忙しくなったりしてくると、



とたんに

基本を忘れて

我流でやってみたりする。



私の場合だと

営業の際の「トーク」を

そのときの思い付きやノリで

するようになっている時は要注意。



そういう時に限って

営業が上手くいかないものです。



ですから

基本に立ち戻って



この場合では、

営業の「台本」に目を通して



きちんとした論理で

相手に刺さるキラーフレーズが

毎回よどみなく話せるように



しっかりと定期的に

「復習」しないといけませんよね。



冒頭にお話したように


今回、あらためて

久し振りに担当する業界の

専門書を読んでみたことで



「基本」を思い出し、

当時の私が気付けなかった

「文脈」や「行間」が分かるようになりました。



・面倒くさい

・分かってるから大丈夫

・1回目を通したから必要ない



そんな風に思ってしまう

人にこそ「復習」の効果に気付いてほしい。



実は、「復習」は

「費用対効果」の高い行為なんです。



なぜなら

芸術、武道、スポーツ、

ビジネス等あらゆるものにおいて



どれだけ「基本」が

徹底できているかどうかが

上達を決定づけていると言えるから。



上達は「基本」という

土台の上に成り立っている。



大きく飛躍して

突き抜けるほど上達する場合も



あくまで「基本」の上に

努力や工夫を積み重ねる行為だからです。



あなたは

定期的に「基本に戻る」

「仕組み」を確立していますか?



飛躍したいと思ったときこそ

「基本」に立ち戻ってみませんか?



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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