第458回 優先順位がつけられない人

優先順位がつけられないんじゃなくて
そもそも「価値判断」を持っていないだけ。



何人もの

経営者の方の

「日報」添削をしていると



「優先順位がつけられない。」



なんて「悩み」を

打ち明けられることがよくあるんですね。



やらなければならないことが

山のようにあるのに

次から次へと仕事が湧いてくる。



こんな悩みを持つ経営者も

案外、多いのではないでしょうか。



なぜ

「優先順位」がつけられないのか?



それは、おそらく

「バリュー」(価値観)や

「ミッション」(使命)が

明確になっていないのが「原因」です。



大切なものの中から

何かを「後回し」にして

(あるいは、捨てて)



どれか1つを

選ぶという行為を考えてみた場合、



もし私たちが

「判断基準」のようなものを

持っていないとしたら



どれほど

それが難しいことか

ちょっと考えてみたら分かりますよね。



ここで言う

「バリュー」(価値観)とは、



「革新性」「伝統」「信頼」など

あなたのビジネスで大切にするべき

共通の「価値観」のこと。



「ミッション」(使命)とは

「○○な世界を実現する」

「業界を○○に変える」のように



あなたのビジネスで

果たすべき「使命」であり

そもそもの「存在意義」のこと。



もしこの

「バリュー」と「ミッション」が

きちんと明確になっていれば



目の前の問題と

照らし合わせてみて



その実現に、

より近道になりそうな方を

選択すればいいというワケ。



要するに、

あなたのビジネスで

大切にするべき「価値観」は

いったいどのようなものか?



これを

明確にしておかなければ、



優先順位の問題は

いつまでたっても解決しないということ。



自分のビジネスのことは

自分が一番わかっている!



そんな風に言われる方も

いらっしゃるかもしれませんが



きちんと「成文化」して

「見える化」しておくことが大切。



ほら、

だから「法律」って

文章になってるワケですよね。



あるいは

野球に例えるなら



「攻めの野球」とか

「堅実な野球」とか

「どんな時でも全力疾走」とか



「価値観」が

決まっていなければ



1点を争う緊迫した場面で

「行動」や「戦略」に迷いが生じたり

ちぐはぐなプレーが出てしまいそう。



とくに

私たちのお客様に多い

スモールビジネスの場合、



ビックリするくらい

「バリュー」「ミッション」が

きちんと「成文化」していない。



いまは大丈夫でも

いつか必ず問題が「表面化」するので

きちんと成文化しておきたいですね。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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