第447回 「ラベリング」と「スタンス」
夢見る少女じゃいられない
違うか?(笑)
私は一人っ子なので
ある意味、過保護に
ある意味、放任で育てられました。
ですので、
小学生くらいまでは
本当に素直ないい子だったんです。
え!?
信じられませんか?
まぁまぁ
ひとまず聞いてください(笑)
ところが、
いい人でいるというのは
なかなか「不自由」なもので
「あの人、優しいから。」
「あの人、いい人だから。」
なんて言われると
誰だって身動きが取れなくなって
思考と行動の範囲が狭まってしますよね。
俗に言う「ラベリング」です。
そうすると、
「本当はこんなじゃないのに」とか
「こうしたい時だってあるのに」とか
「自己矛盾」に
苦しむようになるんですよね。
ここで言う
「自己矛盾」の状態とは
いわば
車の運転をするときに
アクセルペダルとブレーキペダルを
同時に踏んでいるようなもの。
相反する力が
互いに打ち消しあって
エネルギーを削いでいる状態です。
なんか勿体ないですよね。
本当の自分とは違う
「レッテル」を貼られ
自己矛盾に苦しんだ私は
「偽善者」になるくらいなら
いっそ「悪人」でもいいじゃないかと
開き直った「スタンス」を取るようになりました。
※タチが悪い(笑)
しかし、
これによって
私は思考と行動における
「自由」を手に入れたのでした。
要するに、
あえて特定の「スタンス」を取ることで
ある特定の範囲の「自由」を手に入れるワケです。
これはビジネスでも同じです。
・あの会社はブラックだ
・あの商品はすぐ壊れる
・あの人は信用できない
こんな風に
消費者から「ラベリング」されたら
せっかくのプロモーションや販促活動も
「逆効果」になることだってあるでしょう。
これとは逆に、
アウトドアブランドの「パタゴニア」や
自然派化粧品の「ザ・ボディショップ」のように
消費者や社会に対して
明確な「スタンス」を取ることで
自ら理想的な
「ラベリング」をしている企業も存在します。
たとえば、
「パタゴニア」は
・古いダムの撤去
・「1%フォー・ザ・プラネット」
…売上の1%を自然環境のために。
「ボディショップ」は
・化粧品製造における動物実験の反対
・人権擁護に積極的に取り組む
こんな風に
あえて明確なスタンスを打ち出して
それに賛同する消費者をファン客にする。
私には
そんな風にも見えるんですね。
やっぱり
ビジネスの本質は
「すべての人に好かれるより
たった1人に長く愛されること」
だと思うので
強いメッセージを発信して
それに呼応してくれた人を顧客にする。
あいまいな
「ラベリング」をされてしまうより
自らが望む「スタンス」を取った方が
よっぽど良くないですか?
ちなみに、
私たち日報ステーションの「スタンス」は
「社員10名以下の
会社に特化したコンサルティング会社」です。
さらに、
「【応援日報】で経営者に寄り添い、
励ますコンサルティング」です。
あなたの会社やビジネスは
きちんと「スタンス」を取っていますか?
「違い」がなければ
選択肢にすら入れてもらえませんよ。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
※「応援日報」サービスのお問合せは
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