第443回 成功するまで「違う」ことをやり続ける。
上手くいかないのに
同じ方法を繰り返していませんか?
昔から
マラソンが大の苦手でした。
まぁだからと言って
短距離走が早かったかと言われると
平均より少し早いレベル(笑)。
でも、
たまにリレーの選手として
出場するくらいではあった
短距離走のレベルと比べると、
マラソンは
いつも最下位近くが定番で
目も当てられないレベルでした。
呼吸器の弱さと
筋肉量の少なさが
直接的な原因なんでしょうけど
一番の原因は
私自身の根性の無さでは
なかったかと思うんですね(笑)
そんな調子なので、
中学1年生の頃の
学内マラソン大会なんて
1年生70~80人中、
たしか60位くらいの
順位だったと記憶しています。
だから、
マラソンなんて大っ嫌い。
なくなってしまえばいいのに
と何度思ったことでしょうか。
でも、
あるとき偶然
マラソン中継を見ていたら
女子のトップ選手の1人が
「ピッチ走法」と呼ばれる
軽快な走り方で快走していて
なんでも
解説の方が言うところでは
「ピッチ走法」は小さい歩幅で
脚の回転を速くする走法のことなんだとか。
メリットは
「歩幅」が小さいので
筋肉や体への負担が少ないこと。
また、体の上下運動も少ないので、
少ないエネルギーで走ることができる。
それに対して
「ストライド走法」は、
1歩の幅が大きいので
着地の際に体への負担が大きく、
ある程度の筋力が必要になる走法のこと。
体格が大きく、手足の長い
外国の選手に多いのが特徴で
そのメリットは
1歩の幅が大きくなるので
スピードが出しやすいこと。
その解説を聞いて、
当時、背は高いものの
やせっぽちで筋力が少なかった私は
もしかして
「ピッチ走法」を取り入れたら
マラソンが早くなるんじゃないか?
そう考えて
実際に「歩幅」を小さくして
足の回転を上げて走ってみました。
すると、
明らかに以前より疲れなくなった。
この走法は
自分に合っている!と感じて
マラソン大会でもそれで走ったら
2年生の時は
26位へと一気に順位が上がったのです。
それでも26位かい!
と思われるかもしれませんが
ずっとマラソンを
苦手としてきた私にとっては
とんでもなく嬉しかったですよね。
結局、
何が言いたいかと言うと
このように
なかなか成果が出ないときは
思い切ってまったく違う方法を
試してみることも大切だということ。
これは
ビジネスでも同じですよね。
たとえば先日、
このブログの中で
地元紙「山口新聞」さんに掲載された
私のエッセーを紹介させてもらいました。
いつもなら
ブログの「投稿」は
皆さんが家でまったりしている
夜9時頃を狙って投稿していますが
ちょうど
新聞「休刊日」の
タイミングだったので
朝6:30頃、ブログに投稿しました。
すると、
朝イチにも関わらず
私がブログ記事をシェアした投稿に
通常「いいね!」が
10程度しかつかないのに
30を超える「いいね!」がつきました。
すごく低レベルな
「効果検証」ですが
ブログのサムネイル画像、
読む文脈を強化することで
「興味喚起」にはなったのではないでしょうか。
このように
いつもと違う方法を試してみないと
ビジネスの成長の「角度」を変えるような
「打ち手」は生まれるはずがありません。
「成功するまで違うことをやり続ける」
このビジネスの
格言を大切にしたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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