第399回 「捨てる」から「意味」を見出せる
「ぽーい」しちゃえばいいんですよ、ぽーい!
昨日もお伝えしましたが
水曜日に開催した
少人数制で半年間の経営塾
「限界突破塾 第5期生」。
第1回、第2回、第3回の
担当講師は私が務めさせて頂くので
けっこう入念な準備をしてるんですね。
その「準備」のときに思い出したんです。
自分が「捨てられない性格」だったことを。
もともと私は
「モノ持ちが良い」タイプで
家には着ない洋服が溢れているし
電化製品もかなり長く使うタイプ。
冷蔵庫なんて20年モノですよ(笑)
それが何だ、と言われそうですが
いや~、「一事が万事」とはよく言ったもの。
諺で「一事が万事」とは
1つの小さなことに見られる傾向が
他のすべてのことにも現れること、ですが
まさに私もそうだったんですよね。
日報ステーションが
開催している「限界突破塾」は
4年前にも開催していて
スライド、記録動画、
ワークシートはあるけど台本がないので
「文字起こし」する必要があるんですね。
しかも、
いままでは1回につき
6時間の講義だったものを
今回の山口会場では
半分の3時間に圧縮して
お伝えしなければならない。
ワークの時間はあまり削れないから
どこを削ろうかが問題になるワケです。
でね、
ここで出ちゃうワケです。
捨てられない性格が(笑)
「文字起こし」した
20,000字を超える言葉たちを
バッサバサ切り捨てていく必要があるのに
ここも伝えた方がいいんじゃないか、
ここを削ると意味が伝わらないんじゃないか、
なんて迷いに迷って時間ばかりかかる。
チビチビ削っては調整し
文脈をつなげるために加筆したり
優柔不断な自分の性格に苦労しました。
最初から
自分で作った方が
早かったんじゃないか?
そんな風に思ったりもしました。
結局、
私が捨てられない原因は
「判断基準」を持っていなかったこと。
日報ステーション主催の
講演会で山口に来ていただいた
全世界で
シリーズ累計1,000万部のベストセラー
『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)
著者で
片付けコンサルタントの
近藤麻理恵さんが薦めているのは
自分が「ときめく」かどうかで
残す、捨てるを決めること。
これなんて
究極的な「判断基準」ですよね。
モノが持つ
「機能」や「残存価値」など
考えるべき基準が増えてしまうと
とたんに私たちは
判断が出来なくなったり、
判断を先送りしてしまいがち。
そうならないように
ある意味「抽象的」な軸、
「ときめく」かどうかという
たった1つの「判断基準」を持つ。
だからこそ
子供からお年寄りまで
汎用性があるノウハウになり得た。
最近始まった
動画配信サービスの
Netflix(ネットフリックス)の番組が
全米で爆発的な人気なのも分かります。
「戦略とは捨てること」とは
経営書でもよく言われることですが
私たちにとって簡単ではありませんよね。
私たちは
そこにどんな意味を見出すのか?
自分のビジネスは
何であり、何ではないのか?
そこに答えを出すことが
すべての始まりなのでしょう。
さて、
あともう1回、
「限界突破塾」での
講師の職責が残っています。
経営者の方に
役立つ「判断基準」をお渡しできるように
全力でコンテンツ作りに励みたいと思います。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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