第383回 「手遅れ」になる前に
カワイイは正義、
「先回り」も正義。
テレビで
花粉の飛散情報を
報道し始めたので
さっそく触発されて
中学・高校の同級生のクリニックで
花粉症のクスリをもらってきました。
彼も言っていたのですが
症状が酷くなって粘膜が腫れる前に
クスリを飲み始めた方が
やっぱり効き方も良いんだとか。
でも、
ついつい怠けてしまって
酷くならないと通院しないんですよね。
いつか行こう、
まだいいだろうと
自分に言い訳をしながら
後回し、後回しにしてしまう。
そうして
「手遅れ」になってしまう。
まぁ、
ガンと違って
花粉症で死ぬことは
ほとんどないワケですが
無駄なエネルギーを消費することは確か。
でもこれが、
ビジネスだったら
そんな悠長なことを
言ってられないかもしれません。
日本にも
「鉄は熱いうちに打て」という
「ことわざ」が昔からありますが
ビジネスでは
ほんの小さな変化でも
見逃してしまうと
取り返しのつかない
大きな損失を被る可能性がありますもんね。
『ワシントンポスト』NY支局長の
マルコム・グラッドウェルが提唱した
「ティッピングポイント」という概念は
それまで小さい変化に過ぎなかった物事が、
とつぜん急激に変化する臨界点(閾値)のこと。
つまり、
「ティッピングポイント」を見逃して
何も対策を講じないでおくと
桁外れに大きい「結果」を招いてしまう。
花粉症も
症状が悪化する前に
クスリをきちんと飲んでおけば
被害を最小限に抑えることが出来ます。
ビジネスでも
目を凝らして
小さな変化を見逃さず
因果関係を見つけて
きちんと行動できれば
ビジネスの不確実性を
最小限に抑えられるのではないでしょうか。
心掛けていきたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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