第384回 「婚活パーティ」
「比較」するから「微差」に気付く
何を隠そう
私は今まで2回ほど
「婚活」に参加したことがあります。
それも
2回とも福岡での参加。
寂しがり屋なので
誰とも都合が合わずに
1人で福岡に用事で行くとき
こんな言い方したら
失礼になるんでしょうけど
なんとなく「婚活パーティ」に
参加してみようと思ったのがキッカケ。
山口では一度も
参加したことがないので
最初は少し緊張の面持ちで
会場に到着してみると
複合ビルの小さな1室の
会議ルームみたいな部屋に通されて
どこからか男女が集まっている状況。
でも、
よく考えられていて
慣れたスタッフさんが
スムーズに進行していました。
私が参加したのは
どちらも男女合わせて
7~10名位の規模の婚活パーティで
1人5分間くらいの制限時間で
話す相手がどんどん入れ替わる方式。
私は幸いに2回とも
カップリングすることが出来て
その日のうちにお酒も飲みに行けました。
女性たちに聞いてみると
コミュニケーション下手な男性が
多かったという印象のようでしたね。
私も
コミュニケーションは
あまり自信がないのですが
仕事柄、
ベラベラ喋るのが日常なので
「消去法」で残っただけかも(笑)
ところで
2つの婚活パーティは
それぞれ違う業者が主催者で
比較してみると
運営・進行の違いが比較できて
とても勉強になります。
たとえば
パーティが終わって帰るときに
一方の
婚活パーティは
男女とも一斉に帰らせるスタイル。
カップリングした人だけ
残って連絡先を交換できる形。
もう一方の
婚活パーティは
男性を先に帰らせてから
しばらくして女性を帰らせる。
もちろん
カップルになった人は
残って連絡先が交換したり
その後にご飯を食べに行っても良し。
もし同時に解散させたら
好ましくない人から強引に
連絡先を聞かれる事案が出てきたりして
最終的には
婚活パーティに
女性が集まらなくなってしまう。
こんな事態を避けるためにも
後者の運営方法の方が良さげですよね。
こんな風に
同じことを行なっていても
実際に体験して「比較」してみると
「微差」に気付くことが出来ます。
また、
参考になるなーと思ったのは
それぞれの婚活パーティのネーミング。
「映画鑑賞が趣味」とか
「食べ歩きが好きな人同士」とか
「エグゼクティブ限定」とか
集客のためには
できるだけ幅広く募集した方が
一見良いように思いがちですが
このように
ある程度、絞った方が
「自分のことだ」と思ってもらえて
行動喚起率が高くなるのでしょう。
これって
マーケティングの鉄則ですよね。
それで言うと
悲しいことに42歳の私は
もう半分くらいの婚活パーティに
参加する資格すらないんですよね(笑)
「39歳位まで」
と記載してあった
婚活パーティに申し込んだら
すぐに
運営側から電話がかかってきて
「申し訳ないんですけど
年齢の幅は1歳までなんです。」
と「お断り」されてしまいました。
これも
さっき言った
参加率を落とさないための
「信用」に関わる部分なんでしょう。
「ネット社会」というのは
「コピペ」や「ワンクリック」で
簡単にコンテンツが作れたり
簡単に意思・行動表明ができるので
嘘や誇張が通用しそうに見えますが
実は
リアルの社会と変わらず
「信用社会」なんだということを
もっともっと私たちは自覚する必要があります。
相手から
信用を得るためには
いったい何が必要なのか?
このことを
突き詰めて考えていく必要がありますね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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