第367回 こんな夜更けにブログかよ
(公式ホームページ 予告動画)
気になっていた映画、
『こんな夜更けにバナナかよ』を
観に行ってきました。
大泉洋さん主演で
ヒロイン役に高畑充希さん、
医学部生役に三浦春馬さん。
ネタバレしない範囲で
ストーリーを私なりにまとめれば
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34歳になる
鹿野(大泉洋)は
難病の筋ジストロフィーで
動かせるのは首と手だけ。
24時間365日
誰かの介助がないと
生きていけない身体だが
家族に介助を頼らず
大勢のボランティアに囲まれ
ケア付き住宅で暮らしている。
口が悪くて
わがままで図々しい鹿野に
医大生の田中(三浦春馬)と
彼女の美咲(高畑充希)は
夜中まで振り回されてばかり。
しかし、
自分に素直な鹿野と
家族のように一緒に過ごすうちに
周囲の人たちも次第に変わっていく…
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この映画を観て思うのが
自分の人生の
「定義」や「意味づけ」を
ほかの誰でも、世間でもなく
ただ自分で決めることが大切だということ。
その人の
人生が幸せかどうかは
「健常者」か「障害者」かではなく
「長生き」か「早死に」かでもなく、
何かを「成し遂げた」かどうかでもない。
ましてや
「勝ち負け」なんかでは
決してないということ。
「筋ジス、なめんなよ!」
「普通の人と同じように家に帰りたいだけ」
そんな
鹿野のセリフから
気付かされることも多いのです。
私も40歳を超えた
バツ無し独身男の一人暮らし。
会社では「可哀そう」なんて
いじられることが多いのですけれど
それなりに楽しく生きています(笑)
思えば
私の周りにも
同じように
車椅子で介助を受けながら
学校に通っている子がいましたし
20代で病死した同級生、
自ら命を絶った同級生、
いろんな境遇の人がいました。
私だって明日にでも
交通事故で命を落とすかもしれない。
でも、
だからといって
彼らが幸せじゃなかったかどうかなんて
誰にも言えないワケですよね。
ただ、思うのは
たとえ道半ばになったとしても
自分で定めた人生を生き切ったかどうか。
要するに、
私たちが死ぬ寸前に自分の人生に
満足できるかどうかではないでしょうか。
そう考えると
私たちのビジネスにおいても
存在意義やミッション(使命)を
きちんと与えられているかどうかで
その生き様が
明確になるか、ぼやっとするか
決まってきそうですよね。
世界的なコーヒーチェーン、
スターバックスであれば
彼らは
珈琲屋さんなのではなく
第三の場所や人とのつながりを提供する
コミュニティビジネスなのだという定義。
その定義によって
他のカフェとは違う体験価値を
彼らのビジネスに与えていますよね。
あなたのビジネスの
存在意義は何ですか?
きちんと言語化していますか?
もし出来ていないのなら
この機会に定義づけしてみませんか?
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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