第358回 「色」を制する者がビジネスを制する

イルミネーションに心惹かれるのは何故か?



今年もまた

クリスマスイルミネーションが

街を賑わす季節がやって来ました。



私が住んでいる山口市なんかは

「12月、山口市はクリスマス市になる。」

なんて公式に宣言してるんですよね(笑)



「そんな馬鹿な!」

なんて思うかもしれませんが

これには理由があって、



もともと

室町時代に守護として

山口を治めていた大内氏31代当主 大内義隆が

宣教師フランシスコ=サビエルの布教の願いを受け入れ

日本ではじめてクリスマスが祝われたのが山口市だから。



そこで

2008年から対外的にも公式に

「クリスマス市」宣言してるんですけど



冒頭の写真、

博多駅のイルミネーションに

クリスマス市、余裕で負けてます(苦笑)

もっと頑張って! (;´Д`)



それにしても

どうして私たちは

こんなにイルミネーションに

心惹かれるのでしょうか。



綺麗だから?

じゃ綺麗って何なの!?



ということで考えてみると


そもそも私たちが

「色彩」を認識するようになったのは

シダ植物から進化した種子植物に特有の器官、

「花」が登場したのと強い関連性があるんだとか。



「花」は生殖器官なので

「受粉」する機会を増やす必要があって

昆虫などに見つけてもらいやすくするために

カラフルになっていったと言われていますよね。



「色」には


・色相(赤や青などの色合いのこと)

・明度(明るさの度合い)

・彩度(色の鮮やかさの度合い


という「色の三要素」があって



さらに、

特定の「色」が目立つには

「対象物」の色と「背景」色との

コントラストがどれだけ大きいかが重要。



そうして

長い長い年月をかけた自然淘汰の末、

今のようなカラフルでビビットな「色彩」を

「花」が獲得するに至ったわけですが



その結果、

私たち人類も同じように

「色」のコントラストに

強い刺激を受けてしまうんでしょうね。



こんな特性を持つ私たちですから

「光の花」、「夜の花」とも言える

「イルミネーション」にも同じように

強い刺激を受けることは間違いありません。



ライトの「光」と「夜の闇」のコントラスト、

赤、青、黄色、緑など豊富な「色相」、

しかも、ライトが規則的に点滅したりする。



このように

私たちが持つ「色」への反応は

そのまま「広告」に利用されています。



お客様を昆虫にたとえるのは

あまり良くないかもしれませんが



たくさんの

商品・サービスの中から



お客様に注目してもらって

来店や購買につなげたかったら

この機会に「色」の勉強してみてはいかがですか?



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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