第354回 ビジネスの入り口での「オファー」

「違い」がなければ
相手に選んでもらうことは出来ない。



いまや誰でも

インターネットを使えば

自分が気になる商品・サービスを



店舗を訪れることなく、

また、接客を受けることなく

「比較検討」できる時代になりました。



また、

「レビュー」や「口コミ」を見れば

実際に購入・利用してみたユーザーの

嘘偽りない「評価」を知ることもできる。



本当に

便利な世の中になりました。



ただ、

そうなってくると

リアルな店舗ビジネスの場合、



顧客接点の「入り口」である

自社ホームページや各種SNS、

業界の「口コミサイト」などで



まず真っ先に

お客様から「認知」「関心」を

獲得することが出来なければ



商品・サービスを

「比較検討」してもらえる

土俵にすら立てないということです。



これは

何を意味するでしょうか?



つまり、

お客様と商品・サービスの

考えられる全ての「接点」で



興味を引く

オファー(提案)が必要だということ。



他とは違う、

差別化された、

お客様への「価値提案」。



たとえば


・どこにも負けない品揃え

・最短でサービスを提供できる

・ここにしかない体験価値

・地域最安値


などなど



お客様の関心を引くには

ある種の「尖がり」が必要。



そう。


「尖がり」が出るような

オファー(提案)をするのです。



身近な「例」で言えば

グルメサイトの「食べログ」。



人口の少ない山口県でも

「山口県×イタリアン」で検索すると

143件もイタリア料理店がヒットします。



どうでしょう?


お店の特徴も出さずに

この中から選んでもらうのは

なかなか難しいのではないでしょうか。



また、

お客様に対して事前に

「ウチはこんな店だよ!」と

具体的な「価値提案」をしておかないと



お客様が期待する「イメージ」と

店側が想定している「顧客ニーズ」が

一致しないリスクを減らすことが出来ません。



それが結局、

お客様の「満足度」の低さだったり、

酷い「口コミ」「レビュー」につながったりと



お店にとって

良いことは1つもありません。



ついでに言うと、

これは何もWebだけの話に限りません。



リアルの店舗だって

「何を約束してくれる店なのか?」が

事前に、はっきり分からないと

私たちも気軽に利用できませんよね。



それなのに

何屋なのかが分からないお店が

世の中になんと多いことか。



あなたのビジネスの

オファー(提案)は何ですか?



きちんと差別化されていて

「接点」で伝わるようになっていますか?



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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