第345回 「わざわざ」利用されるビジネスになる
スタバの新作、
「ピスタチオ クリスマスツリーフラペチーノ」
イタリアンジェラートでは
ほぼ100%「ピスタチオ」味を注文するこの私が
このスタバの新作フラペチーノを見逃すはずがありません。
発売前からSNSで
その情報を見かける度に
飲みたくて、飲みたくて
「もうスタバでブログ書いちゃおう!」
なんて
自分に都合の良い
用事をこしらえてまで
スタバに来店してしまいました。
さて、
この新作フラペチーノから感じる、
ほとばしる全力ピスタチオ感、
ラズベリーソースの甘酸っぱさ、
マカデミアナッツのザクザクとした食感。
私の目に「狂い」はなかった(笑)
でも、
よくよく考えてみると…
お前、いつもマックで書いてるやーん!
お前、会社からスタバ遠いやないか―い!
お前、スタバじゃ集中できんて
言うてたん違うんかーい!
という風に
自分でツッコんでしまうほど
私が今回、取った行動は
どう考えても「不合理」です。
それだけスタバの
期間限定フラペチーノには
私たちから合理的な判断を
失わせてしまうほどの
悪魔的な魅力が備わっている、
そうは言えないでしょうか。
恐るべし、
スターバックスコーヒー。
こんな風に
お客がお店に行く
理由を「わざわざ」作ってまで
行きたいと思わせる商品力があれば
ビジネスでは「無敵」ですよね。
では
一体どうすれば
スタバの新作フラペチーノのような
バツグンの魅力と集客力を持つ
商品・サービスを生み出せるのか?
その前に、
1つ考えなければいけないのは
もともと
認知度と顧客満足度が高い、
スタバの「新商品」だからこそ
お客様が
「わざわざ」来店する理由を作るくらい
「期待度」が高まったのでは?という問題。
これと同じように
「ディズニー」や
「ユニバーサルスタジオジャパン」、
「ユニクロ」の新商品なんかも
それぞれの企業の
認知度と顧客満足度が高いので
多くの人から注目される傾向にあります。
また、
ここまで大企業でなくても、
ニッチな市場で目立っている企業、
ローカルでもシェアの高い企業・店舗は
新商品がリリースされたときの
「インパクト」はかなり大きい。
なぜなら私たちは
「新しい」ものが大好きだからです。
ビジネスでは
競争が「必然」だからこそ
リリースされる
新商品・新サービスは「画期的」か、
少なくとも「部分改良」が前提条件。
だから、
私たちは「新しい」
商品・サービスに強く期待する。
他には、
「トレンド」だったり、
「限定」(価格・期間・数量)だったり、
予想外の「組み合わせ」だったりと
お客様が興味を惹かれる
「要素」はたくさんありますよね。
この「要素」を
1つでも多く見つけること、
そしてその「精度」を高めること。
これは
市場との「対話」を通して
掴んでいくほかありませんよね。
まずは
その中でも
もっとも強い力の1つ、
「新しい」を使って
お客様を振り向かせてみませんか?
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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