第344回 「ファーストペンギン」か「ラストペンギン」か?

リスクを嫌わず、
リスクをコントールする意識を持つ。



ビジネスで

不特定多数の人に

「何か」を伝えたいとき



ほとんどの場合、

個人や1企業では力不足なので

「媒体」に頼る必要がありますよね。



そのときに

広告の反応を決める

「要素」って何があるでしょうか?



その「媒体」の

発行部数と消化部数、

ページビュー数とコンバージョン率、



それから

あなたの広告の

掲載期間、掲載サイズ、掲載位置、

広告そのものの反応率などなど



反応を決める「要素」は

たくさんあると思いますが



その中でも

あなたはどんな「要素」を

重視するでしょうか?



たとえば

日報ステーションは

冒頭の画像の学生向け媒体、

「やまぐち
 インターンシップガイド」

に募集記事を掲載しています。



『やまぐちインターンシップガイドブックWeb版』

『やまぐちインターンシップガイドブック』

日報ステーション記事

この「媒体」の良いところは

インターンシップを考えている学生に

もれなく配布されるということ。



そして、

おそらく捨てられにくい媒体で

少なくとも就職期間の間は

手元にずっと残るだろう、ということ。



たとえ

学生が捨てたとしても

学校の就職課の本棚には

きっと保管されることでしょう。



また、

私のクライアント様は

ある「ファン雑誌」を発行していて



その中で

協賛企業を募る際には


「ずっと手元に残る

 媒体の広告効果は永遠ですよ。」


がお決まりの「殺し文句」です。



ただ

使い捨ての情報誌に広告を出すのと

「熱」を持った読者がいる媒体に

広告を出すのでは反応が違って当然です。



このように

広告で成果を出したいなら



いろんな「要素」を考えながら

ある程度「仮説」を持って

チャレンジすることが大切です。



たとえば

私の知り合いの

美容室のマネージャーさんは



リクルートさんの

「ホットペッパービューティー」が



山口県に進出したての頃から

先を見越して広告掲載をスタートしていて

新規客を毎月「数十名」単位で獲得されていました。



お邪魔するたびに

「ウハウハが止まらない」と

仰っていたのをよく覚えています。



他の美容室が

まだ山口じゃ有名じゃないからと

広告掲載を渋っているのを尻目に



彼はリスクを管理し、

チャレンジし続けていたのです。



これは、まるで

ペンギンの群れの中で



魚を捕獲するために

シャチやトドなど天敵が潜む

海に真っ先に飛び込んでいく

「ファーストペンギン」のように

チャレンジしたからこそ得られた成果でしょう。



人口減少、地方の過疎化という

問題を抱えている日本の現状では



限られた市場のパイを奪い合って

熾烈な戦いを繰り広げているので



遅れて手を伸ばしても

その先には何も残っていない

ということが多くなってきました。



「ファーストペンギン」となるか

魚が獲り尽くされてしまった

海に飛び込む「ラストペンギン」になるのか、



気を引き締めて

決断していきたいものですね。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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