第328回 最強のライバルはコンビニ。

業界の外のライバルにも

目を凝らしていますか?



こないだ

営業先にクルマで向かう途中、

あることに気付きました。



それは、

お昼時のコンビニの駐車場は

さながら飲食店の「席」と

同じなんだということに。



お昼時になると

営業職の人やドライバーさん達が

コンビニでお弁当やパンを買って

駐車場で昼ご飯をとり始めるので



駐車場の1台分のスペースが

それぞれ飲食店のテーブルと同じで



食べ終わって「ひと休憩」済むと

駐車場を出て行って

そこへまた新しいお客様が入る。



ただ、

同じ屋根の下、

同じ空間にいないだけで

使われ方は「飲食店」と同じです。



コンビニの店舗数が

日本全国で50,000店舗を超えたということは



言い換えれば

手軽で、安くて、美味しい、ご飯を

24時間テイクアウトできる飲食店が



自宅・会社・学校から

すぐ近くにあるということ。



「【近さ】は【強さ】」ですから

どうしてもお客様は流れてしまいますよね。



都市部は違うかもですが

山口のような地方都市では

コンビニの存在はまさに脅威そのもの。



いま

コンビニの平均日商が

50万円くらいなんですけど

月商にすれば1,500万円のビジネス。



その売上構成の中で

弁当・パン類が占める割合は

20%程度と言われているので



1,500万円の20%なので

コンビニ1店舗があるということは

月商300万円の飲食店があるのと同じ。



これって

飲食店からすれば

本当に恐ろしいことですよ。



それだけの

「外食」・「中食」需要を

お互い奪い合っているワケですから。



ですから

コンビニの駐車場を見ていると

私には飲食店の「席」に見えてくるんですね。



つまり、

営業職の人やドライバーさんは

コンビニの駐車場をテーブルに見立て

それぞれ食事を済ませているというワケ。



そんな熾烈な競争の中、

時間やお金などのコストをかけて

わざわざ飲食店に来店してもらうには

いったい何が必要なのか?



何を提供すれば

強力なライバルであるコンビニに負けない

付加価値をつけることが出来るのか?



私たちの

ビジネスの探求は

尽きることがありませんね。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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