第317回 物事の「定義」が変わればビジネスも変わる。
「重さ」の単位の「定義」が変わります!
ニュースで見たんですけど
2019年5月に
国際的に決められている
重さの単位「キログラム」の
単位の定義が改定されるようです。
そもそも
単位の定義の中で
最初に決められたのは
長さの基準となる「メートル」で、
「北極から赤道までの
子午線の長さの1000万分の1」を
1メートルの基準とすることにしたんだとか。
「長さ」の基準が決まれば、
それを基にして「重さ」の単位が決められ
具体的には
10センチメートル立方の水の重さを
1キログラムの基準としたとのこと。
ただ、
蒸発や、温度によって
体積が変わってしまう「水」を
正確に量ることは困難だったので、
同じ重さの
分銅(確定キログラム原器)を作って
それを1キログラムの定義としました。
しかし、
報道にあったように
130年前に作られた
1キログラムの定義である「国際キログラム原器」と
同じ時期に作られたコピーを比較すると、
わずかながら重さに「差」が出てしまったため
今回の「定義の改定」と相成りました。
今回の「定義改定」を簡単に言うなら
・重さのわかっている原子をたくさん集めて
「1キログラム」をつくる
・そこに含まれている原子の数を数える
・数えた値を使って
「1キログラムは原子○○個分の重さ」と定義する
↓↓↓講談社「ブルーバックス編集部」より引用↓↓↓
ということになるようです。
より正確な定義としては、
「キログラムはプランク定数の値を
正確に6.62607015×10-34ジュール・秒と
定めることによって設定される」
ということなんだとか。
何のこっちゃ(苦笑)。
お恥ずかしい限りですが
最後の方は何のことだか
私にはよく分かりません。
ただ1つ言えるのは
「定義」が変われば
物事は変わらざるを得ないということ。
これは
ビジネスでも同じではないでしょうか?
たとえば、有名な所では
Apple社は「iPhone」で
携帯電話からボタンを失くし
電話の定義を変えました。
私が10年間いた求人広告業界では
「ジョブセンス」が「成果報酬型広告モデル」で
求人を考えている企業の
広告経費が無駄になるリスクをゼロにしました。
このように、
ビジネスでは
物事の「定義」を変えることで
後発企業であっても
一気に業界のリーダーとなる
チャンスが転がっていますよね。
「iPhone」とまでいかなくとも
・顧客の定義を変える
・取引の定義を変える
・価値の定義を変える
など
何かしらの
「定義」を見直してみることで
新たなチャンスを想像できるかもしれませんね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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