第320回 すべてに「目的」を持たせる
「とにかくやってみる」の前に。
先日、
同級生たちと
食事会を開催したんですね。
「食事会」って何だよ。
そう思われたアナタ!
言いたいことは分かります。
なんでも
最近の女子たちは
「コンパ」という言い回しが
あまり好きではないようなので
私もあえて「食事会」と呼ばせてもらいますね(笑)。
コンパ、いや食事会って
おたがい初対面だから
最初はどうしてもぎこちないもの。
でも、
会話の中で「共通点」を探したり
なるべく相手の話題に合わせてあげたりと
会話や場が盛り上がるように
どちらも必死になっちゃいますよね(笑)。
こんなときに
起こりがちな「失敗」が
つい身内ネタで盛り上がってしまうこと。
初対面同士の
「ぎこちなさ」に苦手意識が出ちゃうと
つい目の前の簡単な話題に飛びついてしまう。
この食事会でも
お酒が入って酔っ払ってきた後半に
それが起こってしまったんですよね。
この会の「目的」を
私なりに定義するなら
初対面の男女が仲良くなること。
ですよね?(笑)
だとすれば
男性陣の思い出話なんて
相手は本当に興味あるんでしょうか。
たとえ
面白いネタで
笑いが取れたとしても
それは本当にこの会の
「目的」に合致するのか?
「あー、面白かったね。」
で終わらせないために
もっとグイグイ相手の
「異性の好み」や「過去の恋愛話」に
迫らないとダメなんじゃないか?
この人だったらどうか?
とシミュレーションしてもらったり、
究極、疑似恋愛させる位ではなくては。
すいません。
私アホですか?(笑)
食事会ごときに
そこまで考えるなよ。
そんな風に言われてしまいそうですね。
でも、これが
私たちのビジネスだったら
そんな悠長に構えてられません。
集客にしろ
客単価UPにしろ
顧客満足度の向上にしたって
「目的」を持たずに
ヒト・モノ・カネ・時間の
貴重なリソース(経営資源)を
浪費することは許されないからです。
たとえば
とにかく売上を伸ばしたくて
「クーポン」をつけて雑誌に掲載したけれど
何のための「クーポン」なのか、
また、その後につなげる
戦略を考えていなかったために
「一見客」ばかりで利益も残らない。
ひたすら対応に追われて忙しいばかり。
あるいは
「右に倣え」で多額の費用をかけて
ホームページを作ったけれど
商品・サービス・会社の
「ウリ」「買う理由」が見えないから
効果もなかなか出てくれない。
こんな風に
ビジネスで何かアクションをする際には
必ず具体的な「目的」を定めたり、
求める「結果」を決めてしまわないと
「的外れ」のアクションになってしまいますよね。
ビジネスでは
すべてに「目的」を持たせましょう。
「因果関係」をはっきりさせましょう。
必ず守っていきたいルールですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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