第319回 徹底的に「チューニング」する
修正→微調整→修正→微調整、
電化製品などの「修理」なら直るまでやるのに
どうして私たちはビジネスではやらないのか!?
担当してまだ間もない
クライアント様の店舗で
オープン時からある木が
看板を邪魔するほど大きくなっているので
バッサリ切ってもらったら
もう翌日には
「こんなところに店があったんだ」って
新規のお客様が来店されたそうです。
そのお客様は
ずっと山口市にお住まいの方なのに
はじめてお店の存在に気付いたんだとか。
ちなみに
クライアント様のその店舗、
オープンしてから何年だと思いますか?
答えは…
ドゥルルルルルルル…
(↑ドラムロール)
なんと10年です!!
ヤバくないですか!?
オープンして10年も経ってるのに
人口19万人の同じ街に住んでるお客様が
気付いてなかったんですよ!?
そして、
木を切ったお陰で
色褪せた10年モノの「看板」が見えるようになり
それが新規来店につながったという事実。
ここに
お店側とお客様の間の
大きな「ギャップ」があります。
その店舗は
片側2車線の
大きな幹線道路沿いにあり
1日の通行量は相当に多い。
近所には
有名店も何軒かあるので
ほとんどの人が自分のお店のことを
知ってくれているだろうと考えていました。
でも、なかなか
そんなことってないんですよね~。
そう思って
私がオーナーさんに提案したのは
・「看板」を目立たせること
・「のぼり」をたくさん立てること。
・「A型看板」を店の前に立てること
それだけでも
かなり「認知」が変わるだろうと。
まだ3つすべては
実現していないのですが
看板の前の木を切っただけで
実際に新規の来店がありました。
「たまたまだろ!?」
そんな風に思われる
経営者の方は多いと思います。
確かに
たまたまかもしれませんが
大切なことは、
この事例のように
どれだけ細かく、繰り返し
「チューニング」できるかどうか?
でも、
そこまで徹底してやる人は
残念ながらほとんど居ないんです。
その一方で、
本来、小回りが利かないはずの
大手チェーンの方が
マメに「チューニング」している。
たとえば、
マクドナルドは
「ロゴ」のアーチの角度を
小まめに変更しているし、
ユニクロは
大ヒットした『エアリズム』を
細かくアップグレードしている。
だから、
大きく「外す」ことが少ないし
商品・サービスがレベルアップしていく。
小規模企業こそ
細かく「チューニング」して
最短距離で成果につなげたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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