第308回 「復刻」で認知のショートカットをする
瞬時に相手の「記憶」にアクセスする方法。
先日、
回転ずしチェーンの
「あきんどスシロー」で発見した
懐かしのメロンシャーベット。
私が子供の頃に
中毒のように食べていたシャーベットで
あまりの懐かしさについ注文してしまいました。
調べてみると、
当時私が食べていたのは
1973年(昭和48)発売の
井村屋の『メロンボール』。
「スシロー」のメロンシャーベットが
「井村屋」の『メロンボール』かどうかは
ちょっと分からなかったのですが
私も友人も
歓声を上げて喜ぶほどでした。
まぁ、あれです。
ここから言えることは、
過去の商品・サービスを上手に利用すれば
この情報爆発社会の中で
なかなか注目してくれなくなったお客様を
最小限のコスト(ヒト・モノ・カネ・時間・情報)で
振り向かせることが出来るのではないかということ。
なぜなら、
私たちは懐かしの「商品・サービス」とは
過去に幾度となく「接触」「体験」「評価」を行なって
それが一体となって「記憶」を作り上げているので
その「記憶」を呼び起こす
キッカケさえ与えてあげれば
ゼロから「認知」「欲求」を高めるより
はるかに簡単なはずですよね。
これは
井村屋の『メロンボール』のように
日本人の誰もが知っているような
懐かしの商品・サービスでなくても
自社・自店で
過去にリリースした
「商品・サービス」を使って
「記憶」を呼び起こすのだって
可能ではないでしょうか?
『メロンボール』ほど
鮮烈な「記憶」でなくても、
ちょっと前の「記憶」なら
呼び起こすのも簡単かもしれません。
「顧客購買行動」分析では
AIDMA:注意→興味→欲求→記憶→行動
AISAS :注意→興味→検索→行動→紹介
などを使って
「認知」から「購買(行動)」まで
いかにスムーズに移行させるかを考えます。
その1つとして
過去の「商品・サービス」は
効果的なショートカットかもしれませんね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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