第299回 「解釈する」訓練をする

吉田松陰先生の「諸君、狂いたまえ!」って
本当はどういう意味なんでしょうかね!?



ほとんどの会社で

「朝礼」ってやってますよね。

そのスタイルは色々だと思いますが



私たち

日報ステーションでは

「挨拶」「理念の唱和」「行動予定」の発表の後、



山口県が生んだ幕末の偉人、

吉田松陰先生の『一日一言』を読んで



自分が何を思うか、

1分ほど皆の前で発表するという

朝礼のスタイルを続けています。



今までも

『島津日新公 いろは歌』、

『世界の名言』、『孫氏の兵法』を土台に



自分なりに解釈して

伝えたいことを分かりやすく

人前で話をする練習を積んできました。



そうするのは

日報コンサルタントたるもの

相手の心を動かすトークが出来なければならない、

というのがこのスタイルを続けている理由。



なぜか

事務員さんまで

発表させられているのは

日報ステーションらしい「ご愛嬌」(笑)。



でも、こんな風に

共通の書籍などをもとに

それぞれの感じたことを発表し合うのって



物事の「解釈」力を高めるのに

かなり効果的なんですよね。



たとえば

オススメなのが

自分の会社の「経営理念」について

社員同士、従業員同士で

どんな解釈をするべきなのか、

ディスカッションすること。



これをすると

スタッフそれぞれが

それぞれの現場、状況において



自分の頭で考えて

自社の「経営理念」に沿った

行動が取れるようになります。



そもそも何のために

「経営理念」や「経営ビジョン」を

設定するかと言えば



社員のベクトルを同じにして

希少なリソース(ヒト・モノ・カネ・時間)を

有効に活用するため。



お客様から見たときに

会社も商品・サービスも

一枚岩で信念があるように見せるため。



でも、実際は

「経営理念」は形骸化して

言葉倒れに終わっている

ケースが後を絶ちません。



それは

社員がこの「経営理念」は

本当はどういう意味合いなんだろう?

こういう時はどう適用すれば良いのか?



など

自分が腑に落ちるまで

しっかり考えていないからです。



ですから、

社員同士が「経営理念」について

ディスカッションする機会を設ければ



たちまち

社員のビジネスでの価値観や行動は

「経営理念」に沿った一貫したものになります。



もしやったことなければ

あなたの会社でも取り組んでみては?



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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