第293回 「宣言する」ことが信用につながる
相手に「選んでもらう」とはどういうことか?
まずは
下の画像を比べてみてください。
どちらも
あるビジネス書の
中古本の販売ページです。
年間100冊ほど
Amazonで本を買う私にとって
大事なポイントは「書き込み」がないこと。
中古本の場合は
販売業者が本の状態を
きちんとチェックしているかどうかを
取引先選びの「判断材料」にしています。
その場合、
左の販売業者のように
たとえ「非常に良い」評価でも
ちょっとしたところから
その業者や商品を信用できなくて
取引とならないことが少なくないんです。
たとえば、
どんな状態の本にも
「コピペ」で通用するような
「説明文」を書いている業者は信用できません。
なんでかって
1冊1冊きちんと
チェックしていない可能性がありますよね。
左の業者の「説明文」からは
「買い手」と「この取引」に対する
「誠意」があまり感じられないからです。
中古本なんて
1冊売れたところで
たいした利益にならない。
いかに効率よく
販売するかが勝負だ。
確かにその通りでしょう。
でも、
業者にとっては
たくさんの取引の中の1つでも
私たち「買い手」からしたら
「一期一会」の取引も同じ。
右の業者の「説明文」では
「背ヤブケ(5㎜×2カ所)」と
個別具体的な表現がされているので
あー、本当にきちんと
1冊1冊チェックしてそうだなぁ、
と信じることができる「表現」です。
左の業者の「表現」には
「もし書き込みがあってもご容赦を!」みたいな
エクスキューズ(言い訳)を感じるので
「書き込み」がないことを重視する
私にとっては乗っかることが出来ません。
左の業者の書籍の評価は「非常に良い」、
右の業者の書籍は一段階落ちる「良い」評価で
そのうえ2カ所も「背ヤブケ」がある。
結局、私は
それでも右の業者から
書籍を購入することにしました。
要するに、
ここから言えるのは
・約束すること
・宣言すること
・具体的にすること
この3つを明確にすることで
私たちは相手を「信用」しやすくなるということ。
もっと言えば、
「責任を引き受ける」こと。
もしかしたら
商売の姿勢も問われているのかもしれませんね。
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