第285回 ビジネスの「パウンド・フォー・パウンド」

一番強いのは誰か!?



先日、11月7日に

ボクシングWBA世界バンダム級王者

井上尚弥選手が元世界王者パヤノ選手を相手に

戦慄の70秒KO劇を見せてくれました。



ボクシング主要4団体の世界王者と

ランキング15位以内の世界ランカーが集う

WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)での

KO劇なだけに世界的なトレンドワードにもなった模様。



私は昔からボクシング好きで

今でもこうやって試合などを

チェックしているのですが



私が憶えているのは

井上尚弥選手がプロになる以前から

日本が輩出した歴代の世界チャンピオン達が

揃いも揃って、こう言っていたことです。



「井上は、将来必ず世界チャンピオンになる

 日本ボクシング界で100年に1人の逸材。」



「世界チャンピオンになるのは確定で、

 後はどこまで偉大なチャンピオンになるかだ。」



世界王者たちにここまで言わせる

井上尚弥選手の強さの秘密は、



軽量級ボクサーの

常識を超えたパンチの破壊力、

防御をすり抜ける正確なショット、

目の良さ・身体能力の高さ、

フットワークの華麗さ、

技術力の高いディフェンスなどが

海外からも高く評価されています。



まぁ、あれですね、

つまりは井上尚弥選手には

弱点がないってこと(笑)



ここまでの強さとなると

ボクシングで囁かれ始めるのが

パウンド・フォー・パウンド(通称P4P)。



パウンド・フォー・パウンドとは

階級(体重)制のボクシングの世界で、

条件を同じにしたら、誰が一番強いのか!?

という考えのことです。



最新のP4Pランキングでは

井上尚弥選手は世界で7位にランクイン。

今回の活躍で更に上位が予想されます。



ところで、

ビジネスの世界でも

「パウンド・フォー・パウンド」のように



本来、「比較」できないもの同士を

無理やりに「比較」するための

「基準」のようなモノはないのでしょうか?



たとえば


「収益性」を比べるときの「売上高利益率」、
「安全性」を比べるときの「流動比率」、
「生産性」を比べるときの「労働分配率」


など



ボクシングの

パウンド・フォー・パウンドよりは

客観性のある比較・分析が出来そう。



投資判断するときは勿論

自社のビジネスが

どんな状況なのかを知るのに

「経営指標」はとても役に立ちますよね。



ボクシングには

階級の違う選手同士を比較するのに

こういった「指標」がないため

戦ってみるまで分かりませんが



ビジネスであれば

「経営指標」が分かれば

上手くいくかどうかは

ある程度の「判断」が出来ますよね。



自社のビジネスを見誤らないように

こうした「経営指標」を

大切にしていきたいですね。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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