第271回 たとえば1億円のその先
1人のスーパーマンより
10人のわき役の方が先に進める!?
私のクライアント様の経営者。
現在社員6名、
年商1億円を突破して
これから2億、3億を目指す所。
利益率の高い業界で
社長さん1人で1億近く稼ぐので
ここまで何とかやってきました。
でも、これから
年商2億、3億を目指すのなら
経営者と同レベルとは言わないまでも
同じことが7割程度はできる人が育たたないと
これ以上ビジネスの成長は期待できませんよね。
会社の規模が小さいうちは
自分のやり方で仕事を進めていればOKでした。
でも、
事業をもっと大きくするには
経営者1人が頑張っているだけではダメで
経営者がやってみて上手くいった
仕事のやり方を「標準化」、「マニュアル化」して
社員が同じように出来るようになる必要があります。
経営者しか
分からない仕事、出来ない仕事を減らして
社長と同じように仕事ができる人を増やしていく。
そして、
仕事ができるようになった人に
適切なポストをあてがい、権限を委譲して
支店を増やすなり、エリア拡大するなりすれば
単純な話で、売上は増えていきますよね。
また、
気をつけないといけないのが
社員が徐々に増えてくると
モチベーション、労働生産性、
サービス品質にも「バラツキ」が出てしまう。
そうならないためには
会社の「経営理念」や「ビジョン」を
きちんと「明文化」して徹底させることが大切。
このように
事業拡大にはリスクが付きものですが
逆に言えば「傾向と対策」が
ハッキリしているのかもしれません。
たとえば、
飲食店なら3店舗、
広告代理店なら年商1億みたいに
経営者1人の力だけでは超えられない
事業規模の「壁」が存在していて
それを乗り越えるには
ビジネスの成長のステージに合わせて
「標準化」「マニュアル化」「制度化」を進めて
ビジネスを安定させる、社員を一人前に育てる。
このサイクルが上手く回れば
一気にビジネスが成長軌道に乗って
事業規模がみるみる大きくなるに違いありません。
社長の右腕、
社長の懐刀、
あるいは分身のような人材を
育てていきたいものですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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