第265回 「判断基準」を持たないデメリット

今やってることって
どんな「判断基準」に基づいた行為ですか!?



実家に戻ったとき

大切にしていたマンガを

数百冊ほど捨てました。



学生時代から

せっせと集めた名作たちを

捨てるかどうかはかなり悩みどころ。



でも、

ある「判断基準」に従って

「捨てる」決断をしたんです。



年間100冊ほど

ビジネス書を読む私は



自分が借りているアパートに

本を置くスペースが無いので

実家の自分の部屋に

ビジネス書を保管しています。



さらに、

会社と実家がクルマで5分の距離で

ちょくちょく戻って本を持ってきたり

仕事が遅くなると実家に泊まったりと

すごく便利なんですよね。



ただ、

問題がありまして



実家の自分の部屋に戻ると

本棚に並べているマンガに

つい手が伸びて読んでしまうんですね。



学生時代からせっせと集めた

何千冊のマンガの中から

捨てられる憂き目を逃れた

厳選された200冊程度の名作ばかり。



気付いたら

2,3時間マンガを読んでいる

なんてことが続いていました。



これはマズい…。



やらなければならない仕事や

他に読むべきビジネス書があるのに

マンガを手に取ると止められなくなる。



その行為は

「投資」か「消費」か?



これが冒頭に言った

私が大切にしている

「判断基準」のひとつです。



マンガを読む行為は

それなりに楽しい時間だけれど

「投資」か「消費」かでいうと

間違いなく「消費」ですよね。



「消費」活動は、

私たちにとって必要だけれど

未来に積み上げていく活動ではない。



そう思って

泣く泣く思い出の

名作マンガたちを捨てました。



こういう

自分にとって難しい?(笑)

「決断」をルールにのっとって

粛々と下すことが大切です。



時間は有限なので

何かを「捨てて」、何かを「拾う」。

その意識が必要ですよね。



そう思えば

ビジネスも同じように
人・モノ・カネ・時間など
リソース(経営資源)が限られているので



やはり

何かのルールにのっとって

経営判断を下していかなければなりません。



でも、

経営者も人間ですから

ついつい楽な方、楽な方へと

行動してしまいがちです。



たとえば一般的に

広告経費は売上の5~10%が

目安なんて言われていますよね。

(もちろん業種により違います)



でも、

実際にここまで

広告経費をかけている小規模企業は

少ないのではないでしょうか。



これって言い換えれば

会社がこれから大きくなる

芽を摘んでしまっているのと同じですよね。



もしお客様に喜ばれる

「商品・サービス」を生み出せているのなら

きちんとお金を「投資」して

成長の「角度」を変えるべき。



そういう風に

「判断基準」を持っておかないと

私たちは楽な方、楽な方へ流されたり

気付かないうちに目標から遠ざかったりします。



そもそも
何のためにやっているのか?



それを叶えるために
大切な「判断基準」は何か?



この2つの「問いかけ」を

忘れないようにしたいですね。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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