第264回 コンテンツ作りの前提条件
自分のビジネスの本質を
きちんと「言語化」できますか!?
私は前職の関係で
10年間ほど求人広告業界にいたので
たくさんの経営者に
インタビューする機会に恵まれました。
その会社の
経営理念、ビジョン・ミッション、
事業内容、仕事内容、やり甲斐などを聞き出して
魅力的な求人コンテンツを作る仕事。
求職者の方からの
「応募」や「問い合わせ」という
具体的なアクションに繋がるかどうかは
どれだけ
良質な求人コンテンツを
生み出せるかにかかっています。
コンテンツを生み出す「素」となるのは
経営者へのインタビューになるので
インタビュアーの
「ヒアリング能力」が
生み出すコンテンツの
クオリティの決め手になります。
しかし、
インタビュアーが
どれだけ丁寧にヒアリングしたとしても
その経営者が
自分のビジネスについての
ある種の「答え」を持っていなければ
求職者の心を動かす求人コンテンツなんて
とうてい生み出すことは出来ないでしょう。
柔道や剣道、茶道や踊りなど
「道」を究めたり、
「技術」を伝承する分野において
始めてたかだか1、2年の人に
「○○道とは?」と聞いたところで
満足した答えなど出てこないのと同じです。
あるいは、
「料理」に例えるなら
どれだけ料理人の調理技術が優れていても
太陽の光を浴びた採れ立て野菜、
厳選されたA5ランクの和牛など
トップクラスの素材を使った料理は
技術だけでは再現することが出来ません。
このように、
ビジネスにおいて
良質なコンテンツを生み出すには
何より大切なのは
経営者が誰よりもビジネスを
「深掘り」しておくことです。
そのビジネスの
一番のプロフェッショナルは
経営者自身なのですから
それをインタビュアーに
きちんと伝えなければなりません。
言葉は拙くても大丈夫。
「想い」と「ビジョン」と「他との違い」。
これに「答え」が出せていれば
あとはインタビュアーが
伝わる「言葉」に変えてくれます。
まずは、
しっかり自分のビジネスを
「深掘り」できていることが大前提。
あなたのビジネスの
「本質」はいったい何ですか?
お客様でも
求職者でも
他人に「魅力」が伝わるには
あなた自身が「答え」を出しておいてくださいね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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