第248回 「接客フロー」をブラッシュアップする

ただ惰性になっていたり、
作りっ放しになっていませんか?


「接客」って

どうしてお店によって

あんなに差があるんでしょうね?



お店の人は

気付いてないかもしれないけれど



同業種のもっと接客の良い他店を

一度でも経験してしまったら



人は「差異」を認識して

比べてしまう生き物なので

あなたのお店の足りないところを

不満に感じはじめます。



そうすると、

お客様は接客されるたびに

不満を認識することになるので

最悪、他店に乗り換えられてしまうことも。



でも、そんな事態は

絶対に避けたいですよね!?



では、どうすればいいのか?



あなたが実際にやっている

接客の流れを書き出して

その「接客フロー」の中で

改善できる部分はないか考えることが大切。



たとえば

1人サロン(美容室)であれば



0:お客様が来店される前に、

  使う道具、使うクロス等をワゴンに用意しておく

1:お客様の車が見えたら扉を開けてお出迎え

2:笑顔で「こんにちは。」と声をかける

  ※お客様の状態にテンションを合わす

3:席に案内する

  ・天気の話をする(お客様の体調を探る)

4:荷物をお客様から見える所(手が届く範囲)に置く

5:(スカートの女性には)ひざ掛けをかけてあげる

6:今日はどんな施術をするのか確認する(カウンセリングして決定する)

  ・前回から今回からの間、

   家ではどうだったか、セットしやすかったか?

  ・カラーの色味、パーマ、カットやスパをするかしないかを聞く

  ・ヘアスタイルの提案をする

7:(カウンセリング内容により)タオルとクロスをかける

8:カットをする

  ・口数は意識的に少なくしてカットに集中する

9:シャンプーをする

  ・どんな声かけをするか

10:終わったらミネラルウォーターを出す

11:飲んでいる間に電気をつけて、クロスなど片付ける

12:(コップを受け取り)マッサージをする

13:髪を乾かしていく

14:(ドライの状態で)ヘアを確認してもらう

15:ヘアスタイルのセットをする

16:セットした時のヘアスタイルを確認する

17:手荷物を渡す

18:本日の施術料をお伝えして、お支払いしてもらう

19:お釣りを渡す

20:今回の施術について今回と次回の橋渡しをする

21:上着を渡して、ドアを開けてあげ「ありがとうございました。」と見送る



あくまで参考ですが

こんな感じの接客フローだとします。



お客様の「体験価値」を向上させるには

もっとほかに出来ることはないか?

このフローの中で何を追加するのか?

あるいは、何を止めて何と変わりに始めるか?



それには

接客が良いとされる店を

自分が体験してみることも必要かもですね。



だって、

人って自分のことになると

なかなか見えないものだから。



さらに、

「接客フロー」を書き出していれば

常にブラッシュアップできるし、

スタッフさんに教えることも簡単です。



やっぱり

サービス業の生命線は「接客」。



あなたも

「接客フロー」書き出して

一度、見直してみませんか?



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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