第242回 日本式「孫氏の兵法」

伊藤博紀、
いま「結婚」を考えています。

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というのは

私のクライアント様のビジネスのお話。



飲食店で

レストランウェディングを

もっと増やしたい新しいクライアント様。



独身の私でも

良いアドバイスができるように

結婚情報誌『ゼクシィ』を買ってみました。



お客様に選んでもらうには

他社との明確な「違い」が必要なので

まずはウェディングの「業界標準」を

知っておく必要があると思ったからです。



このように

戦いを有利に進めるには

周りの状況を正確に判断しないと

効果的な戦略が打ち出せないですよね。



昔から

中国の『孫氏の兵法』でも

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」なんて言って

情報収集と、状況把握の重要性は説かれていますが



実は、世界に誇る日本初の

有名なフレームワークがあるんです。



世界的な経営コンサルタントで

元マッキンゼー日本支社長を務めた

大前研一さんが開発した「3Cモデル」という

フレームワークをご存知でしょうか?



「3Cモデル」は

企業を取り巻く環境を分析する際に


市場・顧客(Customer)
競合相手 (Competitor)
自社   (Company)


という3つの視点(C)で行なう手法のこと。



「市場」と「競合」という外部環境から

「自社」の取るべき戦略を導き出します。



たとえば、今回のケースでは

結婚情報誌『ゼクシィ』を見れば

ブライダル業界の流行が把握できるし



「山口エリア」のページを見れば

競合相手のウェディングプランが

つまびらかに掲載されています。



厳密には

市場規模などの分析も必要でしょうが

あとは「自社」の強みを見極めて

相手に勝てる「違い」を作っていく。



要するに、

ビジネスというのは



ただ自分が満足するクオリティの

商品・サービスを提供すれば

勝てるかと言えばそうではなくて



市場や顧客やライバルの状況に合わせて

戦い方を変えていく賢さが必要。



それには

自分や自社のビジネスを

客観的に眺める目が必要です。



でも、実は

それがなかなか出来ないので

3C分析のようなフレームワークを使って

なるべく主観に陥らないようにしたいですね。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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「自分らしさを独自の強みに変えればビジネスは変わる!」 社員5名以下の会社の売上を伸ばす専門コンサルタント。 山口市、宇部市など山口県内を中心に飲食店、理美容室、士業、花屋、営業会社など多種多様な業種のクライアントの売上を改善させている。 ちょっとしたビジネスのコツ、販促のやり方など実際の事例を中心にお役立ち情報を発信中。