第240回 フロントエンド・バックエンドとは?

私にとって『ちびまる子ちゃん』が
本の世界への道先案内人でした。



「Twitter(ツイッター)」での

情報収集は私の日課ですが

昨日はつい大声をあげてしまうほど

驚いたニュースがありました。



そうです。


国民的人気マンガ

『ちびまる子ちゃん』の作者

さくらももこさんが

乳がんで亡くなられたニュースです。



『ちびまる子ちゃん』を

はじめて知ったのは小学生のとき。



当時、

日曜日の夕方のアニメと言えば

同じく国民的アニメ『サザエさん』でしたが



そこへ突如として彗星のように現れた

『ちびまる子ちゃん』は瞬く間に

国民的な人気を博するようになりました。



小学生だった

当時の私が感じた印象は



力の抜けた脱力系アニメというか

今でいう「日常系アニメ」みたいな

なんだか新鮮だったんですよね。



私が良く覚えているのは

それから1、2年後くらいに出版された

さくらももこさんの初エッセイで

ミリオンセラーになった『もものかんずめ』。



中学のときの夏休みの宿題で

読書感想文を出さなくちゃいけなくて



ハードカバーの

小説なんかは読むのが大変そうなので

気軽に読めそうということで選んだのが

『もものかんずめ』でした。


(読書感想文にエッセイはないだろ!

     というツッコミは置いといて)



『ちびまる子ちゃん』の

作者のさくらももこさんなら

面白おかしく読めそうじゃないですか。



実際、

衝撃的でしたよね。



漫画じゃなくても

文章表現だけでこんなにも

人を笑わせられるんだっていう驚き。



すっかり私は

さくらももこさんの

エッセイのファンになって

『さるのこしかけ』、『たいのおかしら』、

と初期エッセイ3部作すべて読みました。



もし、

さくらももこさんのエッセイが無ければ

私は本好きになっていなかったかもしれない。

そう思うと恩人の一人なのかもしれません。



ここで大切なのは

私にとっての本への入り口が

アニメ『ちびまる子ちゃん』だったということ。



中学生だった私にとって

文字ばかりの本を手に取るのは

かなり抵抗があったけれど



アニメという

子供にも入りやすい

コンテンツへの興味をキッカケに

本の世界へと飛び込むことが出来ました。



さくらももこさんは

意図してなかったと思いますが

この仕組みはビジネスでも多用されています。



それが

フロントエンド・バックエンド

という考え方です。



フロントエンド・バックエンドとは

プロセスの最初と最後の工程を指す用語で



ビジネスでは

フロントエンド商品は
「見込み客」を集める
比較的買いやすい集客商品のこと。



バックエンド商品は
フロントエンドで集まったお客様に対して
本当に売りたい、利益率の高い高額商品のことです。



たとえば

フロントエンド商品は


・居酒屋のランチ

・英会話スクールの体験レッスン

・化粧品のお試しセット


など。



これに対して

バックエンド商品は


・飲み会の団体利用

・有料の英会話レッスン年間契約

・化粧品の定期購入


となります。



フロントエンドで集客して
バックエンドで利益を上げる。



この2つのタイプの

商品・サービスを組み合わせて

ビジネスを設計することが大切。



しっかり意識して設計したいですね。



………………………………………………………………………

日報コンサルタント 伊藤博紀

※「応援日報」サービスのお問合せは

(株)日報ステーション TEL 083-976-4124 まで

ホームページ: http://nippo-st.com/

メルマガ  :「なかづか日報 一日一語」

↓↓↓登録は下記より↓↓↓

        http://nippo-st.com/magazine01.html

………………………………………………………………………

1分で読める!小さな会社の販促の極意 日報コンサルタント 伊藤博紀の販促ブログ

「自分らしさを独自の強みに変えればビジネスは変わる!」 社員5名以下の会社の売上を伸ばす専門コンサルタント。 山口市、宇部市など山口県内を中心に飲食店、理美容室、士業、花屋、営業会社など多種多様な業種のクライアントの売上を改善させている。 ちょっとしたビジネスのコツ、販促のやり方など実際の事例を中心にお役立ち情報を発信中。