第235回 「快」か「不快」かのパターンで判断しない。
「日報」は失敗しないための防衛策!
私の職業は
日報コンサルタント。
社員5名以下、10名以下の
小規模企業の経営者を対象に
毎日「日報」を書いてもらって
応援メッセージを書くのが仕事。
1人ではなかなか出来ない
計画→実行→評価→改善の
PDCAサイクルが回せるように
経営者のサポートをする役割です。
私には
20社程度クライアントがいて
毎日、
いろんな業種の経営者から
私宛に「日報」が届きます。
そんな風に毎日
経営者の行動を見ていると
人にはそれぞれパターンがあることに
イヤでも気が付くワケですよ。
たとえば、
・毎日「日報」を出す人
・まとめて「日報」を出す人
・「定期面談」直前に
急いで「日報」を出す人
など提出の仕方だけでも
色んなパターンがあります。
究極的には
人間の行動原理は
「快」か「不快」かで決まるので
私たちは
都度「判断する」という「不快」を避けて、
自分の行動を「パターン化する」という
「楽」をして「快適」になるワケです。
ちゃんと
毎日書いているのに
まとめて「日報」を送ってくる人は
「送る」回数を減らすことで
「不快」を避けているのかもしれません。
「定期面談」直前に
思い出したように「日報」を送ってくる人は
私に会った際に提出していない「気まずさ」という
「不快」を解消したくてしている行動かも。
私なんかもそうですが
1日の予定を決めていないと
どうしても楽な方、楽な方を
選んでしまうんですよね。
そう考えると、
「日報」で計画を立てて
行動を管理するということは
私たちが
「快」か「不快」かの
短絡的で安易な「判断」に流されないための
「防衛策」となるのではないでしょうか。
実は、
「マニュアル」にも同じ効果があります。
一般的に
「マニュアル」と言うと
業務を最適化・標準化して
言語化・ビジュアル化したもので
人によって生じる
サービスの「品質」の差を
ある程度「均一」にしてくれるものと
捉えられることが多いかもしれません。
でも、それ以外に
不測の事態を想定して
「先回り」して解決策・対応策を考えて
「マニュアル」に書いておけば
たとえ
どんな「イレギュラー」が発生しても
間違った判断をしないで済みますよね。
どんな物事も
「判断→行動→結果」なので
その基点となる「判断」が間違わないように
「先回り」して考えておきたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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