第211回 「付加価値」を高め続ける。
昨日と同じ自分で満足していませんか?
先日、購入した電気カミソリ。
同じメーカーの同じシリーズを
3年間使っていたのですが
現行型は「剃り心地」の向上が半端ない。
旧モデル(何世代前?)が
ブイーーーンと動作するのに対し、
現行型はチュイーーーンという感じ。
動作音が小さく
モーターの振動もスムーズで
4枚刃→5枚刃になったことで
肌に当てたときの抵抗が小さくなっていて、
「ひげ剃り」音が
「バリバリバリ…」から
「チリチリ…」という音に変化。
5日間ほど使用してみて
いまだ出血はなし。
とても快適な「剃り心地」です。
さらに、
旧モデルでは剃った後に触ってみると
まだ手のひらにヒゲの感触が残っていたのに
現行型ではヒゲを感じないほど深剃りできています。
だから
当然、夕方からの懸念事項、
「青ヒゲ」問題も緩和されてきますよね。
わずか数年でこれだけ
「剃り心地」が向上するなら
定期的に新商品をチェックしたくなるというもの。
つまり、
商品の「リピート率」にも影響を与える
可能性が高いのではないでしょうか。
これは何も
電化製品をはじめとした
プロダクト(製品)に限らず
サービス業でも同じことが言えるはず。
たとえば
理美容業で言えば
施術者が常に技術向上に励んで
お客様が感じる「付加価値」が高まり続ければ
お客様は
他の店に移ろうとは思わないでしょう。
飲食業だって同じです。
飲食業で大切なのは
「QSC」だと言われます。
QSCとは
Quality(料理のクオリティ)
Service(接客のレベル)
Cleanliness(店の清潔・衛生度)
のことで飲食店のレベルを測る指標です。
料理のクオリティは
調理技術はもちろんのこと
どんな食材を仕入れるかによっても
高め続けることが可能です。
接客レベルも
サービス能力の高いスタッフの
接客技術をマニュアルに落とし込めば
人によって上手下手が出る接客を
ある程度は均質化させて提供できます。
クレンリネスも同様に
マニュアルの整備、チェックリストの作成で
品質を向上させ続けることは可能でしょう。
このように
どんな業種であっても
製品の品質、サービスが向上し続ければ
お客様は
商品を買い替えるごとに
あるいは、来店・利用するたびに
驚き、感動し続けるので
おそらく将来にわたって
あなたの商品・サービスの
ファンであり続けるでしょう。
それには
改善のキッカケとなる
「気付き」を大切にすること。
「気付き」を生み出すため
「日報」を毎日書き続けること。
ビジネスの習慣としていきたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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