第210回　「夏フェス」の人気を解剖する

発表は突然やって来ました。

楽しみにしていた夏フェス、

「WILD BUNCH FEST 2018」の2日目が

列島に接近中の台風の影響で中止に。

それも

1日目で盛り上がる

お昼の正午に発表。

中止は残念ですけど

豪雨被害が続く列島において

苦渋の決断だったと思います。

2日間で山口県内外から

5万人前後の人が集まる

夏のビッグイベントですから

関係各所への影響は必至でしょう。

そもそもなぜ

こんなにも「夏フェス」は人気なのか？

ビジネスにおいて

自社の商品・サービスの

魅力を伝えることは最重要課題ですから

深掘りしなければならないテーマです。

そこで

6年連続でワイルドバンチフェスに

参戦中の私が魅力をまとめてみました。

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「WILD BUNCH FEST」（通称ワイバン）は

山口県山口市の「きらら博記念公園」で

毎年開催される音楽イベント（夏フェス）で

2日間で5万人前後の人が集まる

中国地方最大規模の夏フェスである。

「WILD BUNCH FEST」の魅力は

何と言ってもロケーションの素晴らしさ。

会場となる「きらら博記念公園」は

多目的ドーム、スポーツ広場など

会場がとても整備されていて

芝生に寝転がって気ままに楽しめるフェス。

通常、夏フェスは

山奥で開催されることが多く、

会場までのアクセス、

整備された快適な施設、

海にも面しているロケーションの

ワイルドバンチは夏フェスではピカイチ。

「インスタ映え」しやすいフェスだと言える。

また、出演アーティストは

若者に人気のバンド中心で

関東など遠方からの熱狂的な参加者も多いのが特徴。

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山口県が誇る

ワイルドバンチフェスの魅力は

こんなところでしょうか。

また、

一般的に、夏フェスの魅力は

好きなバンドが同時にたくさん見られることや

倒れそうな暑さの中、汗と人混みと感動で

「感情」と「体験」の振り幅がMAXまで

振り切ってしまうことにあると言えます。

「感情」と「体験」の針が

目盛りを振り切ってしまうので

夏フェスが終わった後の

まるで「抜け殻」のような状態を

「フェスロス」と言ったりするんですね。

夏フェス未経験の人は

暑そうだからと参加を敬遠するけど

一度でも参加すると魅力に取りつかれて

リピーターになる人が多いのも夏フェスの特徴。

ドラッグのような高揚感と中毒性が

夏フェスにはあるからです。

このように、

自分のビジネスの魅力はもちろん、

自分が好きなものの魅力や特徴を

一度、深掘りしてみることは大切かもしれませんね。

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日報コンサルタント　伊藤博紀

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