第207回 「調べる」のはひと手間、間違うのは大変な手間。
カラオケは衰退産業だから撤退するべきだ!?
先日、山口市内の
大手カラオケ店に行った際
料金体系が変わっていたので
少し驚いてしまいました。
フリータイムが30分毎に
料金が発生するようになっていたり
オーダー制の「飲み放題プラン」が
無くなっていたりと大幅な変更が実施。
私はカラオケが好きで
だいたい月に1回ほど利用しているので
カラオケ事情は「体感」として把握しているつもり。
最近、感じるのは
飲み会とか合コンとかお酒を飲んだ後に
カラオケ行かなくなったのかなーということ。
何故そう思うのかと言うと
その大手カラオケ店では
使われていない部屋のドアを
開けっぱなしにしているんですね。
だから、
お客様の入り具合が
私たちに手に取るように分かるというワケ。
そうして見たときに
全部の部屋の7割位のドアが
開けっ放しの状態で心配になっちゃいます。
とくに
24時を過ぎると人が居なくなる。
あれー、
週末のカラオケ店って
深夜がピークじゃありませんでした!?
いまのカラオケ店って
それくらい深夜の利用が少ないんですよね。
そこで、
気になって少し調べてみると
全国カラオケ事業者協会が発行している
『カラオケ白書 2016』によると
「カラオケ参加人口」は
1990年代頃から減少を続けていて
カラオケボックスの「ルーム数」も
それに合わせて減少しつつも、
ここ数年は微増が続いている状況。
要するに、
競争が激化しているということ。
下記の記事にあるように
業界再編も活発ですよね。
しかし、
ここにあるように、
「カラオケ本舗 まねきねこ」、
「ビッグエコー」の第一興商、
安さがウリの「カラオケ バンバン」など
成長産業でなくても
業績を伸ばしている会社はたくさんあります。
要するに、
何が言いたいかというと
人間の主観や判断のいい加減さ。
いや、私の見識の甘さかな(笑)。
定期的に
カラオケを利用している私ですが
「利用店舗」と「利用時間」が偏っているので
業界の状況を「正確に」捉えることが出来なかった。
でも、こうして
少し調べてみることで
インターネットの恩恵を最大限に受けて
自分の誤解を解くことが出来ますよね。
この「誤解」を出発点にしていたら
物事が上手くいくはずがありません。
でも、
起業や小規模ビジネスでは
ビックリするほど「見切り発車」が多いんですよね。
きちんと「調べる」。
この「ひと手間」をサボらずに
成功確率を高めていきたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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