第205回 「お馴染み」の商品・サービスを生み出すには?
「お馴染み」商品・サービスがあれば
リピート率は一気に高まって利益率も大きく改善する。
私には夏が近づいてくると
自然と思い出されるメニューがあります。
それが何かと言うと、
山口県ではお馴染みの
パスタ専門店「ジョリーパスタ」が
夏の新メニューとして毎年リリースしている
人気メニュー「冷製カッペリーニ」です。
今年も5月31日から
「夏のうにフェア」の一環として提供されていて
先日、私もジョリーパスタで食べてきました。
なぜ山口県でお馴染みなのか?
「ジョリーパスタ」は
「トヨタカローラ山口」の子会社として誕生した
「株式会社サンデーサン」の業態の1つのパスタ専門店で
2000年の時点で東証二部上場、200店舗を達成していました。
2017年に「すき家」を運営する
外食産業最大手の1つ「ゼンショーグループ」から
TOB(株式公開買付)を受けてグループ入りしたものの
山口県はお膝元ですから
県内の各市町村に「ジョリーパスタ」が
点在していたというワケ。
それはさておき
ファミレス感覚で気軽に利用できる
ジョリーパスタの「冷製カッペリーニ」は
梅雨や猛暑には「うってつけ」のメニューで
私の周りでもファンの多い一品なのです。
このように
お客様が「自然と」思い出してくれる
商品・サービスを生み出すことが出来れば
ビジネスは圧倒的に有利に展開しますよね。
だって、普通は
大きな金額を投資してPRして
成果が得られるかどうかも分からないワケですから
ジョリーパスタの「冷製カッペリーニ」のように
「今年も始まるよ」の告知PRを適切な範囲で行なえば
確実に集客・売上に貢献してくれる商品があるのは有難い。
「ジョリーパスタ」のテレビCMは
普段あまり見かけませんが
夏の新メニュー「冷製カッペリーニ」だけは
ここ数年は毎年テレビCMを打っている模様。
では、お客様にとって
お馴染みの商品・サービスを作るには
一体どうすれば良いのか?
「お馴染み」ということは
お客様に憶えてもらっているということ。
そして、「覚えてもらう」
ということにフォーカスしてみれば
人間が物事を「覚える」には
・繰り返し
・他との「違い」かつ「関連性」
・強いインパクト・コントラスト
といった要素が必要になってくるので
「お馴染み」となりうる
商品・サービスを意図的に生み出すには
会社の「看板商品・看板サービス」になるくらい
繰り返し、繰り返しPRをすること。
また、季節など毎回同じタイミングで
商品・サービスを提供すること。
2番目と3番目の要件は
商品・サービスが売れる要件と同じなので
1番目の要件である
商品・サービスの「露出回数」、
「同じタイミング」による「繰り返し」効果こそが
「お馴染み」の商品・サービスを作るうえで
大事であるということが言えるのではないでしょうか?
このように
「露出」と「繰り返し」効果を使って
「お馴染み」の商品・サービスを
生み出していきたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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今年も5月31日から
「夏のうにフェア」の一環として提供されていて
私も先日、食べに行ってきました。
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