第185回 「尊敬」を勝ち取ればビジネスは安定する
レッドオーシャンを抜け出す1つの方法
サッカーワールドカップ日本代表、
決勝トーナメント1回戦で負けちゃいましたね。
でも、FIFAランキング3位の
強豪ベルギー相手に2点先制する展開は
まったく予想していなかったので興奮しました。
一気に逆転されるところに
厳然たる力の差を感じてしまいましたが
それでも日本代表は確実にレベルアップしている。
そんなことを感じざるを得ないゲームでした。
ところで、
試合後のロッカールームでの
日本代表の振る舞いが世界中に感動を呼んでいます。
FIFAのジェネラルディレクターを務める
プリシラ・ジェンセンズ氏の投稿によると、
写真で見る限り、
ロッカールームはきれいに掃除され、
美しい状態に保たれていました。
さらに、
「スパシーバ(ありがとう)」
と書かれた紙も残されていたそうです。
この投稿を見た世界中から
サッカー日本代表に対して
称賛のメッセージが届いているんだとか。
ポーランド戦で
観客から大ブーイングをもらった日本ですが
世界中から「尊敬」を勝ち取る、
名誉挽回のファインプレーとなりました。
同じように
ビジネスの世界でも
顧客から「尊敬」を勝ち取ってしまえば
レッドオーシャンの業界にあっても
ビジネスは一気に安定しますよね。
たとえば
ストリートファッションの世界で
圧倒的な人気を得ている「Supreme」は
ネットでは新品より高値が付くので
組織的な転売が問題になっているほどのブランド。
Supreme人気の秘密は
ニューヨーク発の
真のスケーターブランドという明確な立ち位置と
地元のスケーター、アーティストなどを
無名時代からサポートしているという
ストリートカルチャーへの貢献がその理由。
その服自体が格好いいどうかを超えて
ストリートカルチャーの担い手そのもの。
だからこそストリートキッズからの
圧倒的な「尊敬」を勝ち取っているんです。
また、
何度も取り上げていますが
シアトル系カフェの先駆けである
「スターバックスコーヒー」。
他のカフェより
割高なのに行列が出来たりするのは
商品力だけではないですよね。
・通りに面したオープンテラス
・(基本的に)全面禁煙
・ゆったりできるソファー席。
・席と席の間隔は広い
このカフェスタイルを
世界に広めた功績を
私たちは評価しているのです。
たとえ会社が小さくても
業界で一番最初に
取り組んで世の中に広めたり
「尊敬」に値する
企業活動を行なっていることを
顧客が認知して評価してくれれば
私たちの会社も
世の中から「尊敬」を勝ち取って
レッドオーシャンを抜け出し
一気にビジネスが安定するのではないでしょうか?
私たちの会社でも
何かそういったことが出来ないか
一度ゆっくりと考えてみませんか?
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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