第179回 「キャッチコピー」とは目の前の人を呼び止める行為
あなたはどんな「かけ声」を
お客様に投げかけていますか?
「キャッチコピー」はその名の通り、
商品・サービスに無関心な人を「捕まえる」
広告でもっとも大切な部分。
たとえるなら
家の前の「通り」を
たくさんの人が歩いていて
あなたが
通りを歩いている人に
何か「声かけ」をして
家の中に呼び止めるようなもの。
そのときに
何て声をかけるか?
それが「キャッチコピー」の
とても悩ましいところ。
普通に考えてみてください。
いきなり見ず知らずの人に呼びかけられて
その人の家に入るでしょうか?
いやいや、
入るはずがありませんよね。
だって怖いもん!!
普通に声をかけたって
通りを歩いている人は、立ち止まってもくれない。
ましてや、家の中に入ってくれる人なんて皆無。
そんな状況がずっと続けば
あなたも手を変え、品を変え
いろんな「声かけ」を試してみるはず。
たとえば、
「築5年、いまどき珍しい
和室のある家なので
どうぞ見ていってくださーーい!!」
こんな風に叫ぶでしょうか?
この程度では
立ち止まりませんよね?
絶対に入りませんよね?
でも、実際はこんな
「キャッチコピー」が多いのです。
では、
こんなのはどうでしょうか?
「こないだ建てたばかりの新築物件!
良かったら見ていってくださいーーい!!」
今度はどうでしょうか?
もし近々、家を建てる予定の人だったら
少し気になるかもしれませんね。
次にこういうのはどうでしょうか?
「おいしいお菓子とお茶を出すので
良かったら家に入ってくださーーい!!」
いわゆる
「オファー」(提案)付きです。
何かもらえるのであれば
「せっかくだから…入ってみようか。」と
家の中に入る人が出てくるかも。
さらに、言い方を工夫してみましょう
「今日から3日間限定で
お菓子とお茶を出すので
この機会に家の中をご覧になりませんか?」
この「かけ声」の中で
「期間限定」を使った「締め切り効果」、
「質問形式」にして立ち止まりやすい
「ニュアンス」を入れてみました。
このように
「キャッチコピー」ひとつとっても
いろいろ工夫次第で「反応率」が変わるもの。
「キャッチコピー」が上達するには
成果の出た「キャッチコピー」をたくさん見ることと
SNSやブログなどで実際に自分も試行錯誤してみること。
でも、1番大切なのは
どういう「声かけ」「キャッチコピー」で
人が動くのかということを常に意識して
世の中を眺めるクセを持つことでしょうね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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