第177回 リスクのリストアップをする

「転ばぬ先の杖」ってどういう意味?



どこのとは言いませんが

外国製のデバイスの電源コードとか

付属品の寿命って短いことが多い。



私が使っているパソコンは4年目ですが

電源コードはすでに8本も買い替えています。



頻繁に持ち運ぶと

ケーブルがよじれて断線したりするので

会社に1本、自宅に1本、車の中に1本というように

使用場所ごとに電源コードを用意しています。



しかし、先週末

用事があって実家に泊まった際に

車に積んである外出用の電源コードが

寿命?で使えなくなってしまい不便を感じました。



自宅に戻るのも

会社に取りに行くのも面倒くさい。



勿論すぐにAmazonで

再注文したのですが届くのは翌日。

それまでが不便で仕方がない。



こんな事態に備えて

これからは予備の電源コードを

車に積んでおかねばと反省。



このように

自分にとって深刻な被害が予想される場合に

リスクを低減させる対策を取っておくことは

パフォーマンスを落とさないためにも必要です。



投資の格言

「卵は1つのカゴに盛るな」じゃないですけど

リスクはできるだけ分散しておきたいところ。



たとえば

パソコンでは、まさかのトラブルに備えて

データのバックアップを取ることが重要ですよね。



顧客データなど

重要なデータが消えてしまったら

目も当てられません。



いまは

クラウドサービスが発達して

ひと昔前と状況は変わりました。



ただ、まだまだ

ビジネスにまつわるリスクは

いたるところに散らばっていて

私たちの手ぐすねを引いて待っています。



たとえば

経営者の病気・事故のリスク。



もし明日あなたがいなくても

ビジネスは支障なくきちんと回るでしょうか?

お客様や取引先に迷惑をかけないでしょうか?



あるいは

市場が激変するリスク。



法改正や、代替技術・製品の登場によって

わずかな期間で競争状況が激変した場合に

あなたの会社の商品・サービスは

窮地に陥らないでしょうか?



最初の経営者不在のリスクについては

代わりになるスタッフをきちんと育てたり、

ビジネスが「仕組み」で回るように設計したりして

経営者に依存したビジネスモデルを見直すしかありません。



後者については

そうならないように

常に商品・サービスをブラッシュアップしたり

新製品開発、市場開拓などを行なって

市場の激変リスクに備えることも必要でしょう。



要するに

目の前のことだけを見ていては

ビジネスはどう転ぶか分からないということ。



リスクをきちんと想定して

それに対して対策を立てておけば

「転ばぬ先の杖」ではないですが安心ですよね。



それにはまず

会社に起こり得るリスクを

総ざらいリストアップしてみること。



まずはそれから始めてみませんか?



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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