第174回 「時代の雰囲気」にフィットさせる。
ビジネスでも「KY」
(空気読めない)になってはいけない(笑)
私が広告マンだったとき
日本マクドナルドの
広告代理店さんとお取引があって
とても驚かされたことがあります。
実は、
マクドナルドのロゴって
短いときで半年とか1年単位で
あの「m」のロゴの曲線の部分の
傾き度合いを少しずつ変えているんです。
ご存知でした?
これって凄くないですか!?
何が凄いかと言うと
世の中にはその時代時代の
「雰囲気」というものがあって
たとえば
自動車のデザインであれば
時代によって
曲線を多用したデザインが流行ったり、
角ばったデザインが好まれたりと
トレンドが移り変わっていきますよね。
ご存知、世界的な
ハンバーガーチェーンであるマクドナルドも
私たち消費者から常に「好印象」であるために
その時代の雰囲気に「フィット」するように
ロゴのアーチの部分の角度の変更を
頻繁にしているというワケです。
ここで大事なことは3つ。
1つは、
時代によって
ある種の「トレンド」があること。
もう1つは、
市場から乖離しないように
おそらく頻繁に「計測」をしていること。
最後の1つは、
おそらくマーケティングを
きちんと考えている企業は
市場に「フィット」するように
常に「微調整」を行なっているということ。
どんなビジネスでも
アプローチ数×打率=顧客数(成約数)
だと思うので
「打率」にあたる部分を
「微調整」していくのは
いわば当然と言えば当然ですもんね。
勘違いされがちなのは
「広告を出しても反応が無い」のではなくて
反応が無いような「広告」を出すから
反応が無いだけの話です。
たとえば
私たちがプロ野球の試合で
バッターボックスに立ったところで
きっとヒットは1本も打てないですよね。
それと同じです。
要するに、
私たちが考えなければならないのは
自社の「こだわり」や「違い」を伝えて
市場というバッターボックスでの
「打率」を少しでも上げていけるように
「トーク」を練ったり、
「ツール」を作ったり、
「リスト」を精査したりする
必要があるということ。
イチローや大谷翔平選手が
メジャーリーグで挑戦した際に
バッティングフォームを
向こうの野球に合わせて修正したように
私たちも常に市場に
「フィット」できるように
「微調整」を加え続けていきたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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