第172回 経験値の「幅」を広げる

舌の幅を広げろってどういうこと!?



私がまだ若かりし20代の頃。

お世話になっていた飲食店オーナーから



「お前、どうでもいい店に

 食べに行く位なら、何回か我慢してでも、

  いい店に行って舌の幅を広げておけよ。」



そんな風に言われたことを

昨日のことのようにハッキリ覚えています。



ただ、当時の私は広告マンで

「舌の幅」を広げるというよりも

「面白い飲食店」探しに躍起になっていて



山口県内はもちろん、

お隣の福岡・広島などにも

頻繁に出かけるようになりました。



このアドバイスのお陰で

今の仕事にもつながっている

集客・販促の経験値を蓄積できたので

今となっては感謝している次第。



ちなみに、

山口県内にある

このオーナーさんの飲食店は



フランスで「ミシュラン」と並ぶ

最も影響力の強いレストランガイド

「ゴー・ミヨ」日本版から表彰されています。



この飲食店には今でも

大事なお客様をお連れしたり

たまに連れていってもらったりしています。



このアドバイスで学んだのは

自分で身銭を切って

相手やシーン(場面)に合わせて

お店を選び、利用し、お店の人と交流し、

さらに次のお店選びに活かすプロセス。



この経験は広告マン(当時)として

あるいは、コンサルタントとして

お店側の立場に立ってアドバイスする際の

大きな財産となっています。



私の場合、

「舌の幅」は拡げられませんでしたが

集客・販促ノウハウの「幅」は

もの凄く拡がったかな、と(笑)。



・お店選びで注目するポイントは?

・もう1品注文したくなるには?

・女性が好むのはどんな店?

・繁盛している店の傾向は?

・リピートしたくなるのは?



などなど

たくさんの視点を得ることが出来ました。



大切なことは

エントリーからアッパークラスまで

あるいはローエンドからハイエンドまで

ある商品・サービスの「幅」を

なるべくたくさん知っておくこと。



私たちは

ついついパターン化して

脳が行なう「情報処理」の

負担を減らそうとしてしまうので



意識して

「幅」を広げるような

情報取得、経験を心掛けたいですね。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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