第164回 ビジネスは「信用」を獲得するゲームである

「創業年数」ってそんなに大事なん?



ニュースで大々的にやってましたが

京都銘菓「八つ橋」の老舗2店舗が

「創業年」を巡って争っていますよね。



番組の中で

「街の声」を集めてみると



・商品評価の参考にしている

・品質には関係ないと思う

・伝統も含めての価値



など

さまざまな意見がありました。



ちなみに私は

「創業年」は気にするタイプ。



長く愛されてきたのには

何かしら「理由」があるだろうし



昔の商品の

「スタイル」そのものに

現代とは違う「付加価値」を感じるからです。



ところで、

なぜ「創業年」なるものが

商売をする上で重要視されるのでしょうか?



私なりの解釈ですが

「ビジネスは【信用】を獲得するゲームである」

と思っています。



どういうことかと言うと

ビジネスというものは結局、


どんな人から買うか?
どんな会社から買うか?


だと思うからです。



同じような商品を買う場合、


・何か強い「信念」を持っている人・会社、
・新しい「価値観」を持っている人・会社、
・たくさんのお客様から「評価」されている人・会社、


から買いたいと思うのが「人情」というもの。



それを「見える化」して

ある種の「シグナリング効果」となるのが



「創業年数」や

「デザイン」や

「お客様の声」なのでしょう。



「常連さん」ならともかく

はじめてのお客様にとっては

失敗しないための重要な判断材料になるワケです。



だから、

絶対に「軽視」してはいけません。



面白いのが、

「創業年数」なるものは

絶対に評価がくつがえらないこと。



一度、優位を獲得してしまえば

後からどうしようもないですよね。



この辺りに

京都銘菓「八つ橋」の老舗2店舗が

争っている理由がある気がします。



逆に言えば、

ビジネスにおいては



お客様から「信用」を得るために

「創業年数」に限らず

「デザイン」や「お客様の声」などで



あなたや会社の優位性を

「証明」する必要があるということ。



この視点は極めて大切です。



小さな会社の

商品・サービスが

なかなか購入・利用してもらえない

本質的な「理由」がここにあります。



もっと言えば

「販促」の本質もここにあり、



日報ステーションも
小さな会社がどうすれば
この「証明」をできるようになるかを
一緒に考えたりしているんです。



金の卵を産むニワトリが
何かと言われれば
それは「信用」だということですね。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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