第157回 「比較検討」が顧客との縁の切れ目になる恐怖
実は私、木曜日から
北海道に行くんですね。
年1~2回ほど
日報ステーションでは
全国FC研修を開催してまして
昨年は東京、一昨年は沖縄、
その前は名古屋と全国各地で
「全国FC研修」を開催しています。
そこで今回は、
北海道となってるんですけど
実は、私にとっての初・北海道。
そこで
どこに行けば満喫できるか検討してみようと
『〇〇〇北海道』と『〇〇〇札幌』という
旅行雑誌を2冊とも買ってみたんです。
今はネットでも
調べられる時代ですから
どちらの雑誌にも
無料で「電子書籍」が読める
サービスが付いてるんですね。
で、2つを比較してみたところ
使い勝手にすごく大きな差がある。
どちらが優れている、なんて
ここでは明記しませんが
まぁ、一方の使い勝手が悪い、悪い。
一方は、
「見開き」表示も「片面」表示もできて
スマートフォンで見やすいように
拡大・縮小表示もスムーズにできる。
もう一方は
「片面」表示しかできないし
拡大・縮小が思うようにできないなど
利用者のことをあまり考えていない。
もしまた、
旅行雑誌を買う機会があったら
私は間違いなく「電子書籍」の
使い勝手が良い方を選ぶでしょうね。
そもそも
使い勝手が悪い方の雑誌は
改善する気があるのか、ないのか。
わからないくらい出来栄えが酷い。
たまたま一方が
使いやすい仕様に変えたばかりで
修正する時間がなかったのか、
何か事情があるとしか思えないくらい。
というより
リリースする以前の
問題かもしれませんけどね。
私の友人の女性も
同じように言っていたので
顧客を失う危険性だって
あるのではないでしょうか。
でも、もしかしたら
使い勝手が悪い方の雑誌は
「電子書籍」の顧客満足度には
そもそもフォーカスしていないのかも。
きっと
雑誌以外のサービスからも
収益を上げる仕組みがあるのでしょう。
ところで、
同じように
私たちのビジネスでも
お客様からどこで比較されるかを
明確にしておかないと危険です。
ちなみに
日報ステーションのビジネスは
社員5名以下の会社の経営者を
「日報」で応援するビジネスです。
だから、勿論
マッキンゼーさんだとか
船井総研さんだとかと
比べられるべくもありません。
たとえ
ほとんどの面で及ばないとしても
社員5名以下の会社が売上を伸ばす
ノウハウだけは日本で1番くらいに
蓄積しているのが日報ステーションだからです。
同じように
小規模ビジネスであれば
どこか一点で優っていれば
そこを突破口にして
ニッチな分野でシェアを取り、
それから水平展開していけばいい。
大切なことは
他の商品・サービスとの
明確な「違い」があること。
明確な「違い」がなければ
そもそも選んでもらえないからです。
競争戦略論で有名な
マイケル・ポーターが言うように
業界のリーダー企業は
「模倣化」することによって
下位企業が持つ、自社との「違い」を失くし、
下剋上の目を潰しにかかります。
ビジネスは
生き馬の目を抜く
戦いのようなもの。
明確に「違い」を意識して
競争を有利に運びたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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