第149回 きしむ車輪は油をさしてもらえる。

「きしむ車輪は油をさしてもらえる」



アメリカには

こんな「ことわざ」があるそうですが

私は初めて聞きました。



調べてみると、


「はっきり自己主張をすれば

 きちんと見返りを得ることができる」


という意味なんだとか。



なるほど、アメリカっぽい(笑)



これって逆に言えば、


「ちゃんと自己主張しないと

 何を考えているのか分からないよ!」


ということなんでしょうね。



ただ、私

こんな風にも感じてしまったのです。



経営を「見える化」しないと

「成功」や「異常」「ヒント」にも

なかなか気付くことが出来ない、と。



たとえば

飲食店で「客単価」が

下がっていることに気付かなかったら



「料理」や「接客」などの

品質低下を疑うことができずに

次第にお客様が離れていってしまうかも。



直接クレームを言ってくださる

お客様なんて「ひと握り」ですから。



むしろ「きしむ車輪」のように

音を出して教えてくれた方が

「改善」に繋がるかもしれないのに。



でも、そうはならずに

ほとんどは人知れず去っていく。



あるいはまた、

ビジネスを根本から変える

「アイディア」を思い付いても

記録しておかないと消えていってしまう。



「このアイディア、大成功するよ!」

なんて教えてくれないですもんね。



では、どうしたらいいのかって

「見える化」しかないですよね。



少し専門的な用語だと

KPI(重要業績評価指標)なんて言って

目標達成を評価するための「指標」を用意する。



大きな会社では

このKPIが設定されていることが多い。



でも、KPIも勿論ですけれど

まずは「日報」書いてみましょうよ。



頭の中の考えを

書き出してみることで



「優先順位」を明確にして

「上手くいったこと」をルール化、

日々の業務での「気付き」を記録する。



そして、

計画→実行→評価→改善の

PDCAサイクルを回していく。



車輪が「きしむ」から

異常にはじめて気付く。



同じように

「日報」を書くから「変化」に気付く。

「変化」に気付くから「行動」につながる。



要するに

まずは「見える化」。

頭の中も「見える化」。



こうすれば

行動力も自然と高まりますよ。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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