第147回 「物語」の持つ力をビジネスに活かす

「物語」を紡ぐ力を身に付けませんか?



仕事柄、年間100冊程度

本を読みますが9割はビジネス書。



でも、努めて「小説」も

読むように心掛けています。



一昨日は

直木賞を受賞した、恩田陸さんの

『蜂蜜と遠雷』を読み終えました。



若い天才ピアニストたちの

コンクールでの激しい戦い、

音楽への姿勢、情熱、巻き起こる群像劇を

圧倒的な文章力で見事に描写した作品。



何が凄いって

文字でしか表現できない小説なのに

まるで本当に音楽が聴こえてくるかのような

作者の圧倒的な「表現力」でしょうか。



私が小説を読むようにしているのは

効果の出る「販促」に必要となる

「語彙」と「表現力」を高めるため。



また、

良質な「物語」を体験することで

「ストーリーテリング」も身に付く。



そもそも私は
なぜ「物語」に触れておく
必要があると思ったのか?



もちろん本来の楽しみ方は

純粋にエンタテイメントとして

「物語」を味わうことですよね。



ただ、それを

仕事に活かそうと考えたときに



「物語」は私たちの心を動かし

ときに行動させる大きな力を持っているので

どうにかして身に付けてみたい。



古今東西、

ギリシア神話にはじまり

現代のMLB大谷翔平選手の

サクセスストーリーに至るまで



私たちの身の回りには

それこそ「物語」が溢れていますよね。



「物語」は

観る者、聴く者、読む者に語りかけ、

私たちに疑似体験させることで

一歩を踏み出す勇気を与えてくれます。



これは

「商品・サービス」の持つ

「物語」のお客様への効果でも同じ。



その商品・サービスの

特徴的な「物語」を味わうことで



お客様に「商品・サービス」を

「疑似体験」してもらうと

圧倒的に利用・購入しやすくなる。



ここに「物語」を味わうこと、

つまり、「小説」を読むことの

商売への大きなメリットが存在しています。



要するに、

人は「物語」に弱いんです。



「物語」を読むと

シミュレーション効果が働き

それまでの「視点」「考え方」まで

変えてしまう大きな力があるんです。



だから、

「物語」を読みましょう。

「小説」を読みましょう。



私が、経営者に

とくにオススメする理由です。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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