第146回 「商売」老い易く「成果」成り難し
何事もはじめが肝心。
なんてよく言いますが
ビジネスも全く同じですよね。
「商品・サービス」が
たくさんのお客様に認められて
ビジネスが拡大すればするほど
経営者の時間は
どんどん無くなっていく。
あれもこれも
考えないといけなくて
あれもこれも
自分でやらないといけなくて
なかなか人が育ってくれない。
なかなか人に任せることができない。
自分がいないと何も始まらない。
こんな状況に陥る
経営者は多いのではないでしょうか?
実は、ここでビジネスの成長に
ブレーキがかかることが多いんです。
だから、最初から
会社が大きくなった時のことを想定して
「仕組み化」、「標準化」、「マニュアル化」を
積極的に進めていくべき。
クルマの方向転換は、
スピードが出ている時より
ゆっくりの時の方が簡単にできるように
ビジネスも
規模が拡大する前の方が
舵を切るのに簡単なのが道理。
もっと言えば
毎日「日報」を書いて
計画→実行→評価→改善のPDCAサイクルを
何度も何度も回していくなかで
もっとも効率的な
仕事の進め方を見つけ(標準化)、
それを言語化、ビジュアル化して
「マニュアル」として落とし込み、
「サービスの平準化」と「人材育成」に励む。
そこまで「パッケージング化」できれば
店舗だろうが支店だろうが経営幹部だろうが
どんどん増やしていけるのではないでしょうか?
「少年老い易く学成り難し」。
「学ぶ」には若い期間はあっという間に過ぎていく。
だから、若いときを大切に。
同じように
会社が大きくなり始めると
時間はいくらあっても足りなくなる。
さしづめ
「【商売】老い易く【成果】成り難し」
ビジネスでは最初から大きくなることを想定して
「仕組み化」「標準化」「マニュアル化」しておく。
どれだけ先を見ているか。
どれだけ「先回り」して行動しているか。
つまり、
経営者の「視点」が
問われているんでしょうね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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