第141回 天下のマクドナルドから学ぶ
キャンペーンという
「来店キッカケ」を提供していますか?
私、月曜日の朝は
会社に行く前にマクドナルドに寄って
仕事のこととか考えたりするんですね。
そこで、
今日から始まったのが
朝マック限定の
「プレミアムローストコーヒー」
アイス1杯無料キャンペーンです。
テレビでもやっていたので
ご存知の方も多いかもしれません。
私のように
マックを頻繁に利用していると、
彼らのキャンペーン戦略の凄さが
体感としてよく分かってきます。
まず月1回の
「期間限定メニュー」の発売。
しかも、それが
バーガーでもドリンクでも
サイドメニューでも展開されていたりする。
今やっている「期間限定メニュー」は
・「レギュラーメニュー争奪オーディション」
※たまごダブルマック、マックリブ、
てりやきチキンフィレオから食べて投票
・「マックシェイク 森永ミルクキャラメル」
・「ワッフルコーン」
と、月に3つくらい
「期間限定」が登場するワケです。
これにより
「来店頻度」を上げ
「常連化」を促している。
それから
新メニューが大きく外れたり、
客足が遠のいたりしたときは
伝家の宝刀「ビッグマック半額」キャンペーン。
「エース」商品を
お得な価格設定にすることで
一気に「集客」を活性化する戦略です。
「休眠客」の掘り起こしにも効果が高そう。
昔、マクドナルドで
部長まで務めた方に聞いてみると
「ビッグマック半額」キャンペーンの威力は
とくに地方だと圧倒的破壊力だそう。
ハンバーガーの原価率は高いけれど
人件費など「固定費」を回収するには
とても効果が高いのではないでしょうか。
そして、今回の
「朝マック限定 アイスコーヒー1杯無料」の
テレビを使った大々的なキャンペーン。
確か2月にも
「プレミアムローストコーヒー」の
ホット1杯無料キャンペーンやっていたので
マクドナルドが意図的に
この無料キャンペーンを
展開していることが分かります。
コーヒーの原価なんて
たかが知れているので
広告効果を考えたら安いもの。
ライバルの
ハンバーガーチェーン店の方が
健康的で美味しいと
認知されているにも関わらず
私が知る限り、
マクドナルドの方が圧倒的に
お客様がたくさん入っている。
山口市のお隣の宇部市では
道路を挟んで立地している2店舗とも
知らない人はいない有名店なのに
圧倒的な客数の差がついている。
これはひとえに
「販促」による効果の「差」だと
言っても差し支えないと思います。
それも販促の「物量」の差。
超有名な大手でも
こんな差が付くのですから
個人店だと何をか言わんや、です。
ほとんどのお店は
まず、圧倒的に知られていない。
また、「情報発信」の数が少なすぎる。
「認知」されないと
来店してもらうことができません。
「違い」がないと
選んでもらうことができません。
「仕組み」を作らないと
関係性を継続することができません。
「販促」は量が大切。
なぜなら記憶するには
「繰り返し」が必要だから。
天下のマクドナルドさんを見習って
私たちもしっかり「販促」したいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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