第142回 成長するには、自らに「問いを立てる」。

自分の「成長スイッチ」は
どうやって押せばいいんでしょうか?



「説得」というものが往々にして

「反発」しか生まないのに対して



相手への「質問」は、

質問の受け手が自らの

心の声を聞くように促す効果がある。



これって本当でしょうか?



私もついつい

相手を「説得」しようとしてしまって

「玉砕」することが少なくありません(笑)。



私たちは大抵

自分の本当の「気持ち」に

気付いていることが少ないので



相手から「質問」されると

普段あまり考えようとしなかった

自分の「想い」や「欲求」に気づき、

行動を変える「キッカケ」となる。



そんな効果があるように思います。



また、

「質問」されることで

自分の「視点」から離れて

他の可能性を探る「キッカケ」にもなる。



・何のためにやるのか?

・どうやればできるか?

・要するにどういうことか?


など、自らに適切な

「質問」を投げかけることで



見えなくなっていた特定の物事の

「仕組み」「構造」をきちんと

捉えることができるようになるので



物事の「因果関係」の筋道を正したり

「目的と手段」の取り違えを防いだりと



私たちや

私たちの「ビジネス」が

飛躍的に成長するキッカケになる。



どういうことかと言うと、

自らの「成長」や「成功」につながらない

誤った「視点」「捉え方」というのは



クルマの運転で言えば、

いわばブレーキを踏んでいる状態。



想像してみてください。



もし適切なタイミングで

「アクセル」を目いっぱい

踏み込むことができれば



クルマはどこまでもスピードを

上げていくことができますよね。



このように

自らに「質問」することで

誤った「捉え方」に気付き、



ブレーキを踏むのを止めて

アクセルペダルを踏む

(=大量行動する)ことができれば



成長を阻むものは

何もないのではないでしょうか?



「日報」を

書いていても、いなくても



「アイディア」や「気付き」が

なかなか出てこない時というのは



もしかしたら

自分自身やビジネスへの

「問いかけ」が少ないのかも。



適切な「質問」をしていれば

「アイディア」や「気付き」が

どんどん出るはずだからです。



そういう私も「日報」を書くまでは

自分と向き合うことを

ひたすら避けていたのだから

偉そうなことは言えません。



もっと言えば

「考える」ということから

少し逃げていたのかもしれない。



忙しかったり

精神的に参っていたり

考えないことで「楽」をする。



それは成長のチャンスを

自ら「潰している」のと同じです。



「ロジカルシンキング」では

問題の「解決策」を見つける際に

「問いを立てる」という言い方をして



哲学者のソクラテス式の

批判的思考(仮説の排除)をする

ことを求められたりします。



頭の中で

この作業をすることも

出来るんでしょうけど



私なんかには

なかなか難しいので



実際に、「紙」に書き出して

「言語化」「見える化」してみた方が

最初はいいんじゃないかと思います。



自分を取り巻く

「外側」の世界にも、

自分の「内面」の世界にも、



「問いを立てる」クセをつけて

もっともっと「成長」していきたいですね。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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